
音楽とグルメ! 異文化体験イベント「多文化共生わいわい祭り」に行ってみた【北九州市小倉北区】
(アイキャッチ画像:「多文化共生わいわい祭り」の様子)
北九州市小倉北区鍛治町に位置する北九州YMCAで11月3日、「第11回北九州多文化共生わいわい祭り」が開催されました。
同校は1908年に創立され、健康教育や英語、中国語など外国語教育を提供。他にも、さまざまな国からの外国人留学生を受け入れる日本語学校も設置しています。
その校舎での異文化体験イベントの様子を紹介します。
北九州市からの要請でスタートしたイベント
このイベントは2014年から始まり、国際交流都市としての北九州市の要望を受けて毎年開催しているそうです。
また、日本語学校である北九州YMCA学院の文化祭という意味合いもあるといいます。
多くの文化が交わる華やかなステージ
午前10時40分開始の1階のステージでは、イベント実行委員長による挨拶の後に、中国・台湾人の国際合唱団による日本の歌の合唱や韓国人による独唱。

さらに、ネパール人、スリランカ人、ベトナム人グループによるダンス、中国の変面ショーが披露されました。

そのほか、創作和太鼓に小倉祇園太鼓、ベリーダンスにフラダンスにキッズダンス、けん玉、よさこい、バナナの叩き売りショー、体操クラスに新体操クラスの演技披露。

午後3時の終了まで、多くの文化が交わる華やかなステージで盛りだくさんでした。

中国の変面ショーの技に驚き!
特に来場者の喝采を浴びたのは、中国の変面ショー。武者のような派手ないでたちの演者が顔の前で扇子を一振りする度に仮面が色とりどりに変化。この「変面」の技に誰もが驚嘆を隠せませんでした。

演者の正体は、福岡市在住の中国人大学生だそうで、筆者が出演後に技のノウハウを尋ねたものの秘密でした。

ステージの合間には、世界の国名を用いたビンゴ大会も行われ会場は盛り上がりを見せます。景品としてお米や製麺工場直送のラーメンなどが提供されました。
本場のアジア食を食べ比べ!
1階のフードコートにはネパール、ベトナム、中国料理店の出店に加え、たこ焼き店も並びました。

料理はネパールカレープレーンナンセット(500円)にチーズナンセット(550円)、ベトナムのバインミー(550円)、牛肉のフォー(600円)、中国のマーボー丼(500円)、ニューロ―麺(500円)、たこ焼き(7個入350円、14個650円)。

もちろん、本国の味付けを大切にした品々。案内のチラシには「お祭り用に小さめサイズで準備しています。ぜひ各国の料理の食べくらべをしてください♪」とのメッセージ。

カレーのターメリックやクミン、フォーのパクチー、ニューロ―麺の八角や花椒のエキゾチックな香りを一緒に楽しめるまたとない機会となりました。
