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11月に北九州市で<世界大会>開催! 身体障がい者軟式野球チーム「北九州フューチャーズ」の練習に行ってみた

(アイキャッチ画像:「北九州フューチャーズ」の選手ら)

日本において「野球」はプロアマ問わず人気のスポーツですが、北九州市には「北九州フューチャーズ」という身体障がい者による軟式野球チームがあると聞きます。興味を惹いたので、10月中旬に練習現場を訪ねてみました。

11月には北九州市民球場で世界大会が開催され、チームからも複数選手が日本代表に選出。今注目の野球チームを取材しました。

「ガッツいーよー!」門司のグラウンドに飛び交う激しい声

「北九州フューチャーズ」の定期練習が行われているのは、門司のやや郊外に位置する新門司海浜公園。

幸いの好天に恵まれたグラウンドを訪ねると、スポーツウェア姿の人達がすでにグラウンド整備やウォーミングアップ等の準備に取り掛かっていました。テレビ局などの取材も入っていたようで、メディア関係者らしき人たちの姿もあります。

13時頃にベンチ前にメンバーが集合し、確認を済ませてから練習が始まりました。

練習はまずキャッチボール、それからトスバッティングに移行し交代でバッティング練習を行い、最後にノックで守備練習。

手慣れた感じですが徐々にヒートアップしていく様子で、バッティングやノックでは、「打て打てー!」「ガッツいーよー!」等と激しい声が飛び交っていました。

助監督と選手に話を聞いてみた それぞれの思い

監督の有延忠剛さんはあいにく不在でしたが、3人のメンバーがインタビューに応じてくれました。

「世界が広がり、将来も変わる」と助監督の三宅さん

最初に語ってくれたのは、助監督の三宅繁嘉さん。選手も兼任しているそうで、ポジションはファーストです。

創設時のメンバーではありませんが、チームが全国大会に出場した時の新聞記事を読んで知り、それがチームに加わるきっかけとなったそうです。

チームの活動で一番思い出に残っているエピソードは、かつて北九州フューチャーズが全国大会に出場し優勝したとき、幼少のメンバーの1人が母親に「僕、障がい者で良かった!」と口にしたことだといいます。それを聞いて、このチームがあって良かったと心から思えたそうです。

こうした経験から、「もし障がいのあるお子さんがいたら、隠さないでぜひ表に出てきてほしいです。世界が広がるし、将来も変わります」と力のこもったメッセージを伝えてくれました。

「チームワークの良さ」を誇る、創設期メンバー外野手の小川さん

続いて話してくれたのは小川裕之さん。チーム創設期である2001年からのメンバーだそうです。

野球は高校時代からしていて、当時のポジションはセカンドでしたが、今は外野手。最も印象に残っているのは全国大会で優勝したことだといいます。「チームワークの良さ」がこのチームの売りだと語ってくれました。

将来の夢は日本代表選手、ライトを守る藤野さん

最後に応じてくれたのは、まだ20代だという年若の藤野侑太さん。小学校6年生のときに母親の勧めでこのチームに加入し、現在はライトのポジションでプレーしているそうです。プロ野球ではソフトバンクホークスのファンで、ひいきは周東選手とのこと。

思い出に残っているのは、昨年の秋に全国大会に出場したとき、自分自身で打席に入ってプレーができたことだといいます。

このチームの売りは元気の良さ、声出し、あきらめない姿勢だといい、自分自身も将来は世界大会の日本代表選手に選ばれるようになりたいと語ってくれました。

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