【八幡西区】穴場のお花見スポット「香月市民の森」を親子で散策♪

(アイキャッチ画像:「香月市民の森」の桜)

春休み真っ只中、全国各地で桜の開花ニュースが流れている今日この頃。北九州市内でも続々と満開情報が飛び交っています。

そんな中、知る人ぞ知る桜び名所「香月市民の森」へ行ってきました。

取材に訪れたのは3月下旬。こんなに桜が満開なのにこの人の少なさ、まさに穴場です!

住宅街の中にポツンと存在する広大な大自然

初めてその存在を知り、初めて潜入した私たちなので、まず「北入口」「南入口」「西入口」と3つある入口のどこから入るのが正解なのかわかりませんでした。

最初に小嶺インターすぐ横の「南入口」に行ったのですが、こちらは駐車場も狭く、道もあまり舗装されていない様子。遊歩道とはなっていますが、ベビーカーでは無理そうなので早々に退散。逆にがっつり運動がてら歩きに来ました!という人には向いている道だと思います。

仕切り直しでたどり着いたのは「西入口」。もう駐車場に入る瞬間から桜の絶景が飛び込んできて、「ここだー!」となりました。駐車場のほぼ目の前が「さくら園」ゾーンだし、道もキレイで歩きやすかったです。

さくら園の道を挟んで向かい側には芝生が広がっているので、ここにレジャーシートを敷いてお弁当を食べるだけで十分なお花見になります。

取材日は日曜だったのですが、駐車場はまだまだ余裕がありました。さくら園の桜の真下でも貸し切り状態で写真を撮れてしまったほどなので、この一画だけでもちょっと車を停めて来る価値はありだと思います。周りの目が気にならないので、桜と子どもたちの写真が撮りたい!っていう人にもいいですね。

実際に自転車に乗ったおじさんがサラッとやってきて、サラッとスマートフォンで桜の写真を撮って颯爽と去っていきました。ここだけを目当てに足を運んでいる人も多いようです。

冒険心と探求心を刺激されるほどの大自然

さくら園から展望広場まで、大人の足であれば10分もかからないくらいですが、なんたって共に行くのは3歳児と1歳児。辿り着くのに30分以上かかりました。

でもそれは決して悪い意味ではなく、地元の園児たちが書いた大きな絵が特徴のトンネルだったり、

見渡す限り大自然の絶景だったり、

ドングリだったり松の実だったり、木の実がたくさん落ちていて、息子たちは足元に気を取られっぱなし。最初から最後まで冒険心をくすぐられる道のりでした。

通りがかりの人に応援してもらい、展望広場に無事到着!

とは言っても結構な勾配のある道もあったりで、後半は3歳児の体力に限界がきてしまい、とうとう長男はボイコット。

すると偶然通りかかったおばさまに、「展望広場はすぐそこよー!」と声をかけてもらって、さらに飴までいただいちゃった息子はもう元気100倍。無事にたどり着きました展望広場!

展望広場というだけあって、もちろん高台からの景色が展望できます。

そしてここもまたまた貸し切りです。

さぁさっそくお弁当!と思ったら、残念ながらここはレジャーシートを敷くには向いてない葉っぱが多くて、足元が少しチクチクと痛みました。

展望広場には日陰になるベンチもテーブルもあるので、そこを活用したほうが良さそうです。

ワンちゃんも散歩させやすい環境と程よい人の少なさ

道中すれ違った人はみんな100%と言っていいほど犬を連れていました。この大自然と人の少なさはワンちゃんにもとても良い環境だと思います。

私たちはベビーカーを押していたので行くことが出来なかったのですが、途中に3箇所くらい分かれ道があったのも気になります。

子どもたちがもう少し大きくなったら、もっと広範囲を冒険できるんじゃないかと感じるほど、「香月市民の森」はまさに名前の通りの森!でした。たとえ遊具はなくても子供たちは遊びのプロなので、木々の間をかいくぐって走り回るだけで十分楽しめそうです。

四季折々で違った景色が楽しめそうなので、また季節が変わる頃に家族みんなでお邪魔しようと思います。

「香月市民の森」についての詳細は「北九州市ホームページ」で確認できます。

■住所/北九州市八幡西区船越3
■駐車場/あり(無料)

※2022年4月2日現在の情報です。

(ライター・Kanae N.)

関連記事一覧