若戸大橋の近く、大正町商店街の広場の路地を少し入った先にある「丸窓天ぷら店」は創業100年を超える大人気の天ぷら店。
筆者が訪れた時はまだお昼前でしたが、既に売り切れの看板が出ていました。
創業100年の伝統の優しい味 子どもたちのおやつにぴったり
1日平均800個は売れる看板商品の「天ぷら」は特に土曜日は早く売り切れてしまうそうです。特別に試食させてもらいましたが、今までの天ぷらの概念をくつがえす食感とかたち。
通常天ぷらというと平べったい形を想像しますが、ここの天ぷらはふっくらと厚みがあって、ひとくち口に含むと、フワッフワの優しい歯ざわり。これは子どもたちにも大人気の身体にとってもいいおやつになりますね。
個人的には天ぷらうどんにして、うどんの出汁を沁ませて食べると、特に今の寒い季節なら幸せを感じると思いました。
「1日に揚げられる数には限界があるからね（笑）」
種類はプレーンの白天・きくらげ天・野菜天の3種で、ちょうど揚がっていたのは白天。
天ぷらといっても魚のすり身を油であげた九州スタイル
業者には卸していないとのことで店頭売りのみ。予約をのぞいた分が当日店頭に並びます。
予約分をひたすら揚げ続けるお店のみなさん
遠く福岡や下関からもお客さんが来るそうです。絶対買いたい！という場合は電話で予約したほうがいいとのこと。店内にはいい匂いの天ぷら入りの、予約の袋がたくさん並べられていました。
■住所／若松区浜町2-2-19
■店休日／日曜・祝日 ※その他不定休あり
■営業時間／10：00～完売まで ※予約の場合は17：00まで取り置き
■問い合わせ／TEL093-751-0108
※2023年2月11日現在の情報です
（ライター・いるかいる）
