
市内で回収されたプラスチック資源を再生した「エコなハンガー」 イオン5店舗で販売中【北九州市】
(アイキャッチ画像はイメージ<写真AC提供>)
北九州市八幡西区に本社を置く株式会社ビートルエンジニアリングは昨年11月、イオン九州株式会社、北九州市と連携し、市内で回収されたプラスチック資源を原料とした再生商品「エコなハンガー」の販売を開始しました。
販売店舗は福岡県内のイオン5店舗。北九州市内にあるイオン八幡東店・イオン若松店・イオン戸畑店と、近郊のイオン直方店・イオン穂波店です。
回収した製品プラスチックを再商品化する北九州市
北九州市では2006年から家庭ごみからのプラスチック分別回収、2023年10月からは製品プラスチックも対象とした一括回収を開始しています。
さらには、市内で発生したごみをリサイクル・商品化し、市民が再び使用する地消・地循環の取り組みを実施。
回収した製品プラスチックを市内で再商品化する計画は、2024年3月に九州で初めて国から認定され先進的な取り組みとして注目を集めているといいます。
幅広い世代にリサイクルの価値を届けるために開発された「エコなハンガー」
ビートルエンジニアリングは特別管理・産業廃棄物中間処理事業を行っている会社で、工場では市内の家庭から集められたプラスチック資源物を処理しリサイクルしています。
同社は以前から北九州市と連携し“市民に見えるリサイクル”をテーマに、地域資源を活用した商品開発に取り組んでいました。
昨年2月には地域の子どもたちのアイデアをもとに、市民が分別したプラスチックを利用した小学生向けの教室机の引き出し「プラリーボックス」を製品化。
そうした中、より幅広い世代にリサイクルの価値を届けるために「エコなハンガー」が開発されました。
ニット・セーター用とレディース用のハンガーを販売
「エコなハンガー」は回収されたプラスチックを分別し洗浄・粉砕され、再生原料に加工した後に成形し完成。市民から提供された資源を活用した地域発の再生商品で、全世代へリサイクルの成果を見えるかたちで提供し、環境配慮型商品として次世代に向けて持続可能な価値を創出しているのが特徴です。

各5本組で販売されており、袖を畳んで収納できる幅415ミリメートルのニット・セーター用と、緩やかなカーブで首周りのシルエットを守る幅380ミリメートルのレディース用の2種類を購入することができます。

エコなハンガーが生活に身近に取り入れられることで、今後もリサイクルの見える化や環境意識の向上が推進されそうですね。
詳細は、イオン九州株式会社のお知らせから見ることができます。
※2026年1月25日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)
