
北九州唯一のタイ国家認定レストラン! 本場タイ料理「NABUN」に行ってみた【北九州市小倉北区】
(アイキャッチ画像:「NABUN」の料理)
北九州市小倉北区のモノレール旦過駅から徒歩3分。入り口に掲げたタイの国旗が目印のレストラン「NABUN(ナーブン)」は、タイ国商務省が認定する「Thai SELECT(タイ・セレクト)」──本場の味を公式に認められたタイ料理レストランです。
そんな北九州で本場の味が楽しめる「NABUN」へ知人と行ってみました。
マッサージ店の利用客が発した不満がきっかけ?
「NABUN」のオーナーを務める高橋祐一さんは、元々小倉のタイマッサージ店の経営者だったそうです。

しかし、利用客から寄せられる「どうして小倉には本場の味のタイ料理店が無いのか?」という不満の声に応えるため、1年間の準備期間を経て2019年に同地にレストラン「NABUN」をオープン。同年末からコロナが流行したため当初は経営に苦労したといいます。

ですが、高橋さん以外はシェフを含めて全員がタイ人という本場のスタッフ陣。さらに、タイ国家認定付きの本場の味とあって、今では近隣のエスニック料理ファンを惹きつける人気店となっています。
辛さと酸味が魅力のタイ料理!デザートは優しい味わい
豊富なタイ名物料理をそろえる同店のメニューには、トムヤムクン(1200円)、カオマンガイ(990円)、グリーンカレー(990円)、青パパイヤのサラダ「ソムタムタイ」(980円)、タイ風空心菜炒め(890円)など、独特の辛味や酸味が食欲を刺激する料理がラインナップ。

注文の際に辛さの調節ができるうえ、客が自らテーブルに備え付けの調味料を使って味付けを整えることができます。

筆者は知人と共に、日本では珍しい青パパイヤのサラダ「ソムタムタイ」を最初に注文。「辛い」を選んだところ、2人ともあまりの刺激に涙が溢れてしまうほどでした。

実は、タイ基準の辛さだったようで、全般的に料理の辛さは「普通」を選び、調味料で調節するのが無難だと分かりました。ちなみに、青パパイヤは青臭く無く、さわやかでシャキシャキとした食感が魅力です。

デザートのタピオカのココナッツミルク「サークカオポート」(450円)やタイ風お汁粉のココナッツミルク「ブアロイ」(470円)は温かくて甘すぎず優しい味わいです。

高橋さんは、タイ料理の魅力はその多様な味付けや食べ方にあると言います。
日本人には辛すぎるかと思われる本場の味にもなれたそうで、3~4カ月に1回はタイを訪れているとのこと。

