
羽釜炊き&厳選素材!北九州・寿司の名店「よし竹寿司」に行ってみた【北九州市八幡東区】
(アイキャッチ画像:「よし竹寿司」握り寿司定食)
北九州市八幡東区、JR八幡駅から徒歩約300メートル。さわらびガーデンモールの1番街と2番街の間(50号線)を西へ進むと、竹の絵が外壁に描かれた建物が見えてきます。
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11月中旬、北九州の名店「よし竹寿司」に知人と行ってみました。
街の変化とともに歩んだ「よし竹寿司」
「よし竹寿司」の入り口を入ると、長いショーケースには新鮮なネタがずらり。店内はカウンター6席と小さなテーブル席があり、右手の階段を上がると座敷があります。

二代目店主の伊賀哲也さんに話を聞きました。
同店は昭和32年に創業して70年近くなります。伊賀さんがこのお店でお寿司を握ってきた期間は、先代よりも長くなったといいます。
二代目店主・伊賀哲也さん開店当時、この辺りは新日本製鐵の社宅があった場所。路面電車の乗降客は1日7万人にも上る勢いだったそうです。
クレジットカードなどがまだない時代、商店街では“新日鐵”の社員証がカードの代わりになったとか。
歴史を感じる写真やパネル
店内には、店の前が路面電車の駅だった頃の街並みの写真や、店の歴史を感じさせるパネルが飾られています。

中には、伊賀さんの結婚祝いにお客さんから贈られた、武蔵丸や貴乃花ら力士の手形。この手形をもらった後、彼らは横綱昇進を果たしたそうです。

他にも伊賀さんの修業時代の写真も見られます。
写真左/修行時代の伊賀さんカウンターで味わう名店の寿司
私たちが案内されたのはカウンター席。“寿司屋のカウンター”というと緊張してしまいそうですが、2席ごとに分かれているため、落ち着いて食事を楽しむことができそうです。
また同店は、お寿司はもちろんですが、天ぷらも美味しいとの評判とのこと。
筆者は悩んだ末に両方が食べられる「吉御前」を、知人らは「お刺身御前」と「握り寿司定食」をそれぞれ注文しました。
彩り豊かで満足度抜群<吉御前/2000円>
吉御前は、ちらし寿司や天ぷら、小鉢2品、茶碗蒸し、味噌汁が付いています。
目にも鮮やかなちらし寿司は、穴子と刺身のどちらかを選べ、この日は刺身にしました。かんぴょう、味の染みた椎茸、漬けにした鰤とたっぷりの錦糸玉子、海老のそぼろ、きゅうり、おしんこ、柔らかくほんのり甘みのあるガリに大葉も添えてあります。

小鉢は筑前煮と胡麻豆腐。天ぷらは海老とイカ、茄子、ピーマン、かぼちゃの5種。天ぷらの敷紙がよく見ると鶴になっています。このひと工夫に心が和みました。
お寿司屋さんというと赤だしのイメージでしたが、ほんのり白味噌の風味が残る合わせみそのお味噌汁。この味噌は北九州市香月の和田味噌のものだそう。大根、人参、玉ねぎ、じゃがいも、白菜と具だくさん。体がよろこぶ優しい味でした。
小鉢の胡麻豆腐は、豆乳を使うことでやさしい食感。茶碗蒸しもほかほかと湯気がたっています。どれも大満足の美味しさでした。
新鮮な七種を味わう<お刺身御前/2000円>
この日の「お刺身御前」の刺身は、ひらまさ、こち、蓮子鯛、黄あら、ひらめ、タコ、イカの7種。新鮮な刺身が並びます。

たいらぎ貝が引き立つ<握り寿司定食/1400円>
握り寿司は、まぐろ、イカ、海老、はまち、タコ、しめ鯖、そしてたいらぎ貝。

たいらぎ貝はくせがなく、海苔の上に添えられたゆず胡椒が程よいアクセントとなり、上品な味わいを引き立てています。
お刺身やお寿司のネタは、その日によって変わるそうです。
