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北九州市内の2カ所で<防犯用の窓設置カメラ>全国初の実証実験を実施 地域BWAも活用

(アイキャッチ画像:実証実験のため設置された「小倉駅前郵便局」)

北九州市は国家戦略特区の制度を活用し、「北九州高度産業技術実証ワンストップセンター」を開設しています。これにより、電波利用や自動車の自動運転、ドローンなどに関する実証実験についてサポートすることが可能です。

2025年2月からは、約2ヶ月にわたり窓設置カメラ「ミハルモ」を防犯目的で活用する全国初の実証実験を支援してきました。

今回の実証実験は防犯カメラの導入・運用における課題について、窓と電源があれば手軽に設置できる同サービスを活用することで解決を図るものです。

取り外しが可能な窓設置カメラ 実証実験では導入コストを大幅削減

「ミハルモ」は、建築ガラス事業やライフサイエンス事業などを展開するAGC株式会社(東京都千代田区)による商品・サービス。同社は北九州市を含む複数の地域での実証実験を経て、昨年6月に「ミハルモ」の販売を開始しました。

同商品・サービスは、薄型フォルムで景観を損なわないデザインを特長とし、簡単に取り付けや取り外しが可能な窓設置カメラ。室内側のサッシにマグネットを用いて取り付ける設計で躯体工事が不要となり、設置費用を大幅に削減できるといいます。

さらに、屋内設置の特性により電源確保が容易であるだけでなく、防水・防塵対策などのメンテナンス負担も低減することができるので幅広い用途で利用可能です。

小倉駅前郵便局と北九州市中央卸売市場に設置

北九州市では、小倉駅前郵便局と北九州市中央卸売市場の2箇所に防犯カメラとして「ミハルモ」を設置。2025年2月13日から3月31日までの間の映像を取得しました。

(画像はイメージ<写真AC提供>)

実証結果として、設置工事が不要のため導入コストの約60パーセント削減。窓越しでもクリアな映像が撮影され防犯カメラとして活用できたほか、カメラ設置交渉から運用開始まで数ヶ月かかっていた工期を大幅に短縮できたといいます。

また、地域における情報通信技術の活用に寄与する「地域BWA(Broadband Wireless Access=地域向けの広帯域無線アクセスシステム)」の活用により、安定的な映像転送を確認できたそうですよ。

「ミハルモ」の詳細は、AGCのホームページで見ることができます。

※2026年1月19日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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