【瀬板の森公園/八幡西区】街の中の大自然公園 森の遊具・浮橋・水遊びも!
八幡西区瀬板にある「瀬板の森公園」は、大きな貯水池を囲う“自然体験型”の公園です。
池は「瀬板貯水池」といい、三菱ケミカル株式会社福岡事業所(八幡西区)の工業用水の水源となっています。
駅から徒歩10分とアクセス良好
交通量の多い国道3号線からすぐの場所ですが、驚くほど静か。ウォーキングやランニングなどをしたい方、自然観察を楽しみたい方、子どもと遊ぶ場所を探している方にぴったりの公園です。
筑豊電鉄「森下電停」駅から徒歩10分とアクセスも良好。駐車スペースは、公園南側に189台分、北側に75台分があります。電車でも車でも行きやすい場所です。
もはや自然を求めて山奥まで行く必要がない、というくらいに自然豊かで心が安らぎます。
3つのテーマを持つ公園
公園の面積は約24.9ヘクタール。遊歩道は南口と北口があり、片道2.2キロメートルと良い運動になります。
遊歩道の途中には、「こどもの丘」「水の丘」「花の丘」と3つのテーマを持つ広場があります。
貯水池を見渡せる場所にはテーブルと椅子が設置されており、ピクニックにも最適。トイレは遊歩道間に3か所設置されているので安心です。
森の中にある“森の遊具”
「こどもの丘」には、森の中をイメージした緑色と茶色を主とした遊具があります。まさに“森の中にある森の遊具”です。
ターザンロープもあり、大自然の中で滑る爽快感は気持ちのよいものです。
以前は、この丘のすぐそばに、公園や貯水池を360度見渡すことができる展望台へ続く道がありましたが、老朽化が進み、利用時の安全確保ができなくなったことから、現在は閉鎖されています。
水面が近い「浮橋」
園内には、「こどもの丘」と「水の丘」、「水の丘」と「水辺のテラス」をつないでいる浮橋があります。
コンクリート製の箱を浮かべた橋は水面が近く、まるでアスレチックのようなワクワク感を味わえます。
入江に噴水があり、橋の上からも見ることができます。また、亀や魚など、水源の中で生息する多様な生き物を目の前で見ることができます。
「水の丘」には、水源の水を循環させた水遊びスポットがあります。子ども連れの方は、「こどもの丘」でたっぷり遊んだ後に、こちらで水遊びをするのもおすすめです。
四季折々の自然を楽しめる場所
春には「花の丘」に100本の桜が見事に咲きます。夏には「水の丘」で水遊び、秋から冬にかけては「もみじ谷」で紅葉狩り、と年中楽しめる穴場スポットの公園です。
自然環境保全や事故防止のため、魚釣りや遊泳、車やバイクの乗り入れなどは禁止されています。ルールは守り、自然いっぱいの園内を楽しみましょう。
(北九州ノコト編集部)