JR門司港駅から徒歩5分のところに位置する「パン工房天秤座」で長年愛されている「お米ぱん」を知っていますか？
見た目はつるんとかわいいフォルムですが、ずっしりとした重量感があり、しっとりもっちりして甘みを感じるパン。1個で十分な食べごたえです。
イートインスペースもあるパン屋さん
午前7時30分オープンと朝早くから開いているため、散策や散歩の後にイートインスペースを利用する観光客や地元の人も多いそう。
オープンから午前10時まではセットメニューを出していて、中でも人気なのはピザトーストです。
セットメニューの時間が終わっても、ドリンクと一緒に購入したパンを食べることができるため、昼食とったり小腹を満たしたりとそれぞれのおいしい時間を過ごすことができます。
これが人気の「お米ぱん」
筆者の大きな手と同じくらいの大きさもあるこちらが「お米ぱん」。見た目がアニメに出てきそうなパンです。
このお米ぱんはお店をはじめた時からあるパンで、20年以上変わらず人気。日にもよりますが、昼には完売してしまうことも多い商品。絶対食べたい場合は、午前中に行くか、電話で予約をしておいた方が確実です。
人気の秘密はずっしりとした重量感で食べごたえがあり、パンの生地がきめ細かく、しっとりもっちりとして甘さがあること。
パンなのにずっしりってどういうこと？って思いますが、初めてトングでつかんだ時のあの感覚には本当に驚きました。
天秤座のパンの特徴はしっとりもっちり
天秤座で使用している機械にはスタンピングミキサーというものがあります。生地をこねる際に、餅つきのような動きが加わるのだそう。パン屋さんでも珍しい機械なんだそうです。
さらに天候によって、粉の配合を変えたり、水分の調整をしたりといった日々の努力が、毎日食べても食べ飽きない美味しさを作っています。
パンの種類も定番の商品に加え、季節の限定商品や新商品もあり、ついついあれもこれもと手が出てしまいます。
門司港と言えばの「らい麦焼きカレーぱん」は風味豊かなライ麦生地。
パンもカレーもチーズまでもがおいしい！
パンの種類によってもっちり具合やしっとり具合が違って、焼き立ての表面のパリッとした食感や、甘さの加減なども面白いぐらいにパンに合っています。だから、いろいろなパンを食べたくなってしまうのです。
ちなみに食パンは現在6種類もあります。そのまま食べてもおいしいものや、料理と合わせてもおいしいものなど楽しみが広がります。
朝7時30分に開店し、商品が一番多く並んでいるのは午前10時ごろとのこと。
地元の人に長く愛されている理由は、食べ続けられるおいしさと、お客さんを飽きさせない工夫と、一番はパンがずっとおいしいことなんですね。
詳細は「パン工房天秤座」ホームページで見ることができます。
■住所／北九州市門司区本町2-10サンリヤン門司港1F
■営業時間／月～土曜＝7:30～18:00 日曜＝7:30～14:00 ※セットメニューの提供は7:30～10:00
■店休日／毎週木曜
■駐車場／なし
※2023年5月25日現在の情報です
（ライター・にわかなみ）
