
みんながふらっと寄れる拠点!守恒の 雑貨屋「waccaya.」に行ってみた【北九州市小倉南区】
(画像:「waccaya.」店内の様子)
北九州市小倉南区守恒の小学校の通学路を歩いていると、道行く人が手を振る、ちょっと特別な一角があります。
そこにあるのは、雑貨屋「waccaya.(ワッカヤ)」です。
雑貨や洋服、文房具が並ぶ店ですが、地域では「みんながふらっと寄れる拠点」として親しまれています。
そんな「waccaya.」に実際に行ってみました。
花の窓絵と温かな空気
同店の入口には、看板息子さんが“お仕事”として描いた、色鮮やかな花の絵があります。
訪れる人の表情がぱっと明るくなる、ここだけの景色です。
家族で経営していることもあり、店内には温かい空気が流れています。
暮らしを彩る人・モノ・野菜との出会い
守恒エリアは北九州市内でも転勤族が多く、知り合いがいないまま暮らし始める人も多い地区といいます。
同店に滞在していると、来店した客同士が自然に会話を交わし、いつの間にか友達になっている場面を見かけます。
子どもが“早く帰りたい”と言わない訳とは?
店の奥にはフィッティングスペースを兼ねたキッズスペースがあり、ブロックやおもちゃで遊べるようになっています。
店主夫妻にも5歳の子どもがいて、時には遊び相手になってくれることもあります。
この日は、筆者の子どもたちも一緒に遊んでもらって、とても楽しんでいました。「楽しいから帰らない」と言ってなかなか帰りたがらない子も多いそうです。
そのおかげで大人はゆっくり買い物したり、店でコーヒーを飲んだりすることができます。また、店内の通路は広く、ベビーカーでも余裕で通れるつくりなので安心です。
おしゃれ心をくすぐる品ぞろえ
店主夫妻はともにアパレル出身。店内にはセンスが光る洋服や雑貨が並び、オシャレ相談にも乗ってくれます。
また、気になるブランドは取り寄せも可能なのだとか。
文房具は海外製の珍しいデザインが多く、遊び心のあるものばかりで、思わず手に取りたくなります。
筆者は今回、子ども用のサングラスを購入。店主夫妻に相談しながらおしゃれを楽しむことができるので、とても良いリフレッシュになりました。
地元野菜との出会い
不定期で「道原農園」の農薬不使用野菜も並びます。
この日は、バターナッツカボチャとオクラ、ナス、ピーマンを購入しました。バターナッツカボチャを軽く炒めて食べてみると、甘みが強く、子どももおやつ感覚で喜んでポリポリ食べていました。栄養たっぷり、罪悪感ゼロのおやつです。
オクラとナスは、夏野菜カレーにしました。子どもが食べる時に「このお野菜、ぼくが選んだんだよ!」と自慢げに話しながら、もりもり食べていました。
「waccaya.」で野菜を自ら選んだことをキッカケに、野菜嫌いを克服した子も多いそうです。