プラごみ削減で『ECOアメニティ』へ 「JR九州ステーションホテル小倉」がSDGs施策
「食品ロスの削減」「ユニバーサルルーム等完備」「ロスフラワーの有効活用」など、これまでにもSDGs達成に向け、取り組んできた「JR九州ステーションホテル小倉」(北九州市小倉北区浅野1-1-1)。
新たなSDGsの達成に向けた取り組みの一環として、昨年6月に公布された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」の施行に伴い示されたホテル業における特定プラスチック使用製品等の使用量削減に対応するため、1月10日からバイオマスプラスチック製品などの『ECOアメニティ』へとシフトしました。
年間約650kgのプラスチックごみ削減を目指す
SDGsのターゲット「12 つくる責任 つかう責任」「14 海の豊かさを守ろう」の達成に向け、ECO素材へシフトする客室アメニティは、「歯ブラシ」「ツーウェイブラシ」「ワンウェイブラシ」「カミソリ」「コットンセット」「ヘアバンド」の6品。「シャワーキャップ」は利用者が少ないため、廃止されるそうです。
また、ECOアメニティ導入に併せ、一部アメニティも客室常設から希望者だけに渡すスタイルへと変更に。その場合は、Aセット(写真左、ツーウェイブラシ+コットンセット+カミソリ)もしくはBセット(写真右、ワンウェイブラシ+コットンセット+ヘアゴム)から選ぶことができるそうです。
これらの取り組みでプラスチックごみの年間約650kg削減(削減率46%)を目指すと言います。
※2022年1月22日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)