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門司出身の陶芸家・安藤智哉さんの作品展 小倉北区「タンガテーブル」で開催

(アイキャッチ画像はイメージ)

門司区出身で、現在は日本屈指の窯業地である愛知県瀬戸市で制作活動を行っている安藤智哉さんによる陶展「アイボリーとセピアを喫する」。

地元・北九州市では1年半ぶりとなる個展が、1月12日までの正午~午後8時、「タンガテーブル」(北九州市小倉北区馬借1-5-25 ホラヤビル4F)で開催中です。

コーヒーのためにつくり上げたカップなどを中心に約130点を展示

高校時代には油絵、大学時代には美術科で彫刻を専攻し、その後、陶芸へとたどり着いた安藤さん。「削らないとできない形を追求したい」と、削りによる精巧な造形にアイボリーとセピア調の落ち着いた彩りを意識しながら、制作に励んでいると言います。

コーヒー好きが高じて豆を自家焙煎するなど並々ならぬこだわりを持ち、「自分が淹れるコーヒーの器は量産的な磁器ではないと感じる。だからといって淹れたいと思えるような陶器がない。それならば、おいしいコーヒーを飲むために理想的な器を自分でつくろう」という想いで、コーヒーのためにつくり上げた器などが並びます。

その数は、カップ50点超、プレート類が大小合わせ約50点、ボウル約20点、ポット3点、花器4点。いずれもシンプルで上品なやわらかなデザインで、日常使いからおもてなし用まで幅広く使うことができそうです。

「いずれは故郷である北九州市で窯を持つことができたら…」と夢を語ってくれた安藤さんは、期間中全日、会場に居るとのこと。その人柄に触れつつ、器談義を楽しむことができます。

※2022年1月7日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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