利用無料の子育てスペース「わかわくらんど」も!家族みんなで楽しめる「ボートレース若松」
競艇場と言えば「新聞を脇に挟んだおじさま方が集まるところ」というイメージをする人も多いと思います。だけど今やファミリー層に大人気のレジャースポットなんです。
そんな「ボートレース若松」に家族みんなで初潜入してきました!
はじめてでも子どもを連れていても安心して利用できる
今回の一番の目的地は、子育てスペース「わかわくらんど」。駐車場の停める場所次第で入口がいくつかあるので、どこから入るのか分からず若干迷子になったのですが、すぐそばにいたガードマンが「わかわくらんどに行くなら中央入口から」と教えてくれました。
無事に中央入口にたどり着いて検温して消毒していざ!と思ったら、今度は3歳の息子がマスクをしていないと入れないとのことで、いったん外へ。
子ども用のマスクは持っていなかったので、せっかく来たのにどうしようと悩んでいたら、状況を理解した通りがかりのおじさまが「ちょっと待っとって」と言い、男前に去っていきました。
そしてすぐに戻ってきた彼の手には新品の大人用のマスク。わざわざ自分の車まで取りに行ってくれて、さらにはそれを息子がつけれるようにその場で手際よく改造してくれたんです。
施設の中に入る前からこんなに人の優しさに触れ合えるなんて。競艇ってなんとなく治安が悪そうだなって思ってた自分の意識が変わった瞬間でした。
みんなそれぞれの過ごし方が交差する不思議な空間
「わかわくらんど」はレース場の中にあります。そのため、わかわくらんどの利用自体は無料ですが、レース場に入るためにレース開催日のみ大人(15歳以上)1人につき入場料100円が必要です。
入場料を払って中に入ると、まずは巨大なディスプレイがあるイベントホールにたどり着きます。
見慣れない風景と見慣れない人たちに、息子たちは戸惑い気味。すぐそばにあった売店で、目的の「わかわくらんど」の場所を聞くとすごく丁寧に教えてもらえました。
わかわくらんどは敷地内の端っこの方にあるとのことなので、そこまでは黙々とレースに夢中になっている人たちの中を通っていきます。
筆者は舟券を買ったことがないので仕組みはよくわからないのですが、みんなそれぞれ画面に夢中だったり新聞を見てたりと独特の空間。基本一人席でみんな誰とも話すことなく淡々としてたので、それがまた余計に異質だった気がします。
食べ物屋さんもちらほらあって、その中でもカレー屋さんのいい匂いは凄まじかったです。
わかわくらんど、ボルダリング施設など、充実した子ども向けスポット
わかわくらんどは別棟にあるのでいったん外に出ると、なんと目の前はレース会場。取材日はボートレース開催中だったので、選手たちが目の前をビュンビュン走っていました。
子どもたちはもうその先にある遊具のことなんて忘れて、目をキラキラさせてました。わかわくらんどはレース開催中でなくても開いているし、開催中でなければ入場料もかからないと聞いていましたが、これを見ちゃうと100円払う価値はあるなぁと思いますね。
コロナ対策のため、わかわくらんどは各回限定10組で、1時間ごとのスケジュールとなっています。各回終了後に30分の消毒時間も設けているので、時間は事前に調べておいたほうが良さそうです。私たちが行ったときも30分の待ち時間はありましたが、レース中だったおかげで退屈せずにすみました。
わくわからんど自体は生後6カ月から小学3年生までとなっていますが、上の階には無料のボルダリング施設があって、こちらは4歳から小学6年生までの子どもたちが楽しめます。
わが家の3歳児と1歳児でも3歳以下専用の幼児用クライミングウォールができるとのことでしたが、なんせまだ両足飛びができない&歩けない子たちなので、残念ながら今回は見送りました。
知育玩具が揃った見守り体制抜群の遊びスペース
そしていよいよ念願のわかわくらんどに到着。詳しい説明を受けてから、靴を脱いで中に入ります。
おもちゃや遊具はとにかく綺麗な印象。しっかりと管理されているんだなというのが、こういうとこからも伺えます。
2歳以下専用スペースもあって、おかげで1歳の次男はほぼ貸し切りで楽しむことができました。遊び場などで大きな子どもたちと一緒になると、どうしてもヒヤッとする場面もあったりするので、こういうシステムはありがたいです。見守りもしっかりしているので、年上の子たちが入ってくると、すぐに注意が入ります。徹底してますね。
大きな滑り台とボールプール、おままごとコーナーに乗り物コーナーなど、多彩な玩具と遊具がまんべんなく配置されていて、子どもたちを飽きさせません。3歳の長男は最後まで木製の電車とレールセットから離れませんでした。
大人も子どもも家族みんな様々な用途で楽しめる
今回はわかわくらんどがメインだったので他はあまり見れませんでしたが、これは通わなきゃ損だなと確信しました。期間限定イベントも目白押しだし、また近々遊びに来る気満々です。
余談ですが、帰る間際に子どもたちと食べたメロンソーダフロートがとっても美味しくて、疲れた体に染みました。
フロートってアイスクリームのイメージだったんですが、ソフトクリームバージョンも新鮮でいいですね。ボートレース若松にきたときの定番メニューになりそうです。
開催日や施設情報などの詳細は「ボートレース若松」公式サイトから確認できます。
■住所/北九州市若松区赤岩町13-1
■駐車場/あり(無料)
■入場料/レース開催日のみ大人(15歳以上)100円
※2022年4月15日現在の情報です
(ライター・Kanae.N)