「響ホール」開館30周年 国内屈指の音響を誇る音楽ホール【北九州市八幡東区】

(アイキャッチ画像:響ホール)

JR八幡駅から徒歩15分ほどにある「北九州市立響ホール」(北九州市八幡東区平野1-1-1)。

今年で開館30周年を迎えるこの場所は、美しい響きを持つホールとして全国に知られています。また、老若男女あらゆる人が音楽に触れる多様な機会を提供し、音楽を通して人と人の出会いや交流の場を創出することで、音楽文化を身近に感じてもらうとともに、特色ある地域文化が生まれることを目指しています。

そのため、オリジナルオーケストラによる公演や地域を拠点に活動するアーティストとともに制作する舞台作品など、ホールの魅力を最大限に活用した様々なプログラムを創造・発信しています。

残響時間約1.8秒 観客を包み込むように音が広がるホール

北九州市立響ホールは1993年7月30日に開館しました。ホールの名称である「響」には「郷(ふるさと)の音、世界に響け」という意味が込められています。

開館当初空撮

響ホールの一番の魅力と言えば、音響の良さ。響ホールは、満席時の残響時間がクラシック音楽の理想とされる約1.8秒を誇る、究極の⾳響設計によるクラシックを中⼼とした⾳楽ホールで、⾳楽を愛する⼈たちの殿堂です。

建築材には黒崎播磨株式会社(※)が製作した、新日本製鐵株式会社八幡製鉄所(※) の溶鉱炉と同じレンガ、旭硝子株式会社(※) による特注のガラスを取り入れており、客席数はステージをとり囲むシューボックス形式の720席となっています。 ※当時

響ホールの5つのコンセプト

響ホールでは5つの基本方針に基づく事業コンセプト「創る」「育つ」「聴く」「支える」「つながる」に基づいて、ホールの社会的役割が果たせるように事業を行っています。

ホワイエ

「地域と『育つ』」として、未来を担う音楽家の育成支援やワークショップ・アウトリーチなどの多様な体験プログラムで『ひとが育つ』ことを通じて、誰もが音楽文化に触れられる豊かな『まちが育つ』ことを目指し、ひと・まち・ホールが一緒になって成長できるような取り組みを実施。

また、「暮らしを彩る幅広い公演を『聴く』」として、国内外で活躍するアーティストによる演奏から家族で楽しむことができるコンサートまで、幅広い層の人々に鑑賞体験を楽しんでもらえるよう多彩な公演が行われています。

「市民の音楽活動を『支える』」では、「発表の場がほしい」「演奏スキルを高めたい」「表現活動の仲間を見つけたい」など芸術文化に携わるすべての人が安心して活動が行えるよう環境を整え、幅広くサポート。

さらには「地域と『つながる』」ために、音楽やアーティストの力が皆さんの力へとつながるように、官民問わず市内の企業・学校・病院などさまざまな業態・団体と連携や交流を行いつつ、文化を活かしたまちづくりに取り組んでいるとのことです。

記念帖(一)_開館式の日に

実際の取り組みには、今年で36回目を迎える「北九州国際音楽祭」や、一流の演奏をじっくり楽しむ「響ホールリサイタルシリーズ」をはじめ、「響ホールワンコインコンサート」「ひびきつながるプロジェクト」など多種多様なものがあります。

施設や公演スケジュールに関する詳細は「北九州市響ホール」ホームページで確認できます。

※2023年6月24日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

関連記事一覧