平和のまちミュージアム 開館1周年記念企画展「B-29がやってきた」【北九州市小倉北区】
7月23日まで、「北九州市平和のまちミュージアム」企画展示室(北九州市小倉北区城内4)で、企画展「B-29がやってきた ~北九州初空襲~」が開催されています。
米国立公文書館所蔵資料などを展示
1944(昭和19)年6月16日、八幡製鉄所を空襲するために47機のB29が北九州上空を飛来し、約370発の500ポンド爆弾を投下。これがB29による日本本土初空襲で、以後本格化していく本土空襲のさきがけとなりました。
今回の展示では、30年以上にわたり空襲に関する資料を収集してきた工藤洋三さん協力のもと、米国立公文書館所蔵資料や平和のまちミュージアムが所蔵する資料を展示。
「偵察機により撮影された小倉陸軍造兵廠」など貴重な写真を見ることができます。
アメリカ側でいかなる準備がなされていたのか、北九州の被害状況や、空襲があたえた国民への影響など空襲後の展開まで俯瞰し、その実相を明らかにする展示となっています。
また、7月16日の午後2時からは学芸員による30分程度のギャラリートークも予定されています。
入館料は一般200円、小中学生は企画展の開催期間中のみ無料。
企画展やギャラリートークについての詳細は、「北九州市平和のまちミュージアム」ホームページで確認できます。
■開館時間/9:30~18:00(入館は17:30まで)
■休館日/月曜(祝日の場合は火曜)、年末年始
■アクセス/JR「西小倉駅」下車徒歩約10分
※2023年6月27日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)