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北九州発、世界の子育て世代へ! 1歳児でも食べられる「のびるこふりかけ」

株式会社凰林堂(北九州市小倉北区)は、1歳児から食べることができる栄養満点の「ふりかけ」を開発しました。その名も「のびるこふりかけ」。現在、Amazonで販売しています。

「世界中の子育て世代を応援していきたい」との想いからふりかけを開発した、代表取締役の林優実さんにお話を伺いました。

子どもの“野菜嫌い”をふりかけでサポート

画像提供:株式会社 凰林堂

「のびるこふりかけ」には、16種類の緑黄色野菜や根菜がブレンドされています。野菜の味がしっかりしているので塩分は控えめで、さらにはビフィズス菌も配合され、健康をサポートしてくれるふりかけだそうです。

育ち盛りの子どもがなかなか食べてくれない野菜でも、ふりかけならご飯と共に食べてくれそうです。

味は全部で6種類。「やさい・かつお・納豆」の3種セットと「大豆・たまご・海そう」の3種セットがAmazonで販売中です(いずれも税込1512円)。

子育て世代との会話がヒントに

画像提供:株式会社 凰林堂

前職で営業をしていた際、子育て世代の方と話をする機会が多かったという林さん。

「お子さまの食に関する悩みは膨大でした。働きながら子育てをするのも大変そうで…。少しでも時短ができ、子育ての手助けができればと思うようになった」と、子育て世代との会話がヒントになったと振り返ります。

お母さんたちの悩みは、主に「保育園や幼稚園に送り出す前、朝ごはんを食べてくれず困る」「色々工夫して作ったのに野菜を嫌って食べてくれない」「おかずを食べず白ご飯にふりかけをかけて食べている」といったものが多かったそうです。

そこで、手軽に食べることができ、栄養をしっかりと取ることができる食品を提供できないかと考えました。

「温かい人が多い」北九州での起業

代表取締役の林優実さん(画像提供:株式会社 凰林堂)

凰林堂は、3月に起業したばかりの新しい会社。「生粋の北九州人なんです。県外に出ようと思うことがありませんでした。ここ(北九州市)は、とにかく温かい人が多い。困ったら手を差し伸べてくれる人がたくさんいて、ひとりで起業しましたが、ひとりじゃない感覚でした。安心できる場所ですね」と、北九州市での起業を決めた理由を語ります。

4月にはAmazonで「のびるこふりかけ」の販売を開始。その後はコロナ禍で商談がストップするなど、トラブルにも見舞われたそうですが、林さんは「普段の食事に関わるものをネットで購入するという意識が高まったタイミングだった」と前向きに捉えています。実際に、関東や関西の方からも注文も増えたそうです。

北九州から全国、そして世界へ

凰林堂の商品は、市内2か所の工場で製造しています。お子さんだけでなく、ライフワークバランスを保てるようにと、大人向けの商品も開発。普段の料理に手軽にふりかけることができる「ハーブソルト」や「ハーブオイル」のほか、「鬼の佃煮」「鬼のふりかけ」といった商品も販売しています。

今後の展開について林さんは「他のふりかけ商品と同様に、地元のスーパーなどで気軽に手に取れるようにしていきたい」と話します。さらには、世界中の子育て世代を応援するため、お米を食べる文化のあるアジア圏の国でもネット販売を開始する予定。すでに北九州市の友好都市である中国の大連で販売準備中とのことです。

子育てに関する悩みは万国共通。林さんは、北九州から「食」の視点で、世界中のお母さん、お父さんの“悩み”を解決していきます。

(北九州ノコト編集部)

凰林堂 公式HP

◆Amazon
のびるこふりかけ 3個セット(やさい・かつお・納豆)各40g3個
のびるこふりかけ 3個セット(大豆・たまご・海そう)各40g3個

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