北九州市立大学✕ボルクバレット北九州 北方小学校で出前授業【北九州市小倉南区】
北九州市を本拠地に置くプロフットサルクラブ「ボルクバレット北九州」と北九州市⽴大学地域創⽣学群コミュニティスポーツ実習の学⽣が、6月27日、北九州市立北方小学校の5年生を対象とした体育の出前授業を行いました。
スポーツを通して子どもたちの人間力を養う
出前授業は北九州市⽴大学の地域創⽣学群が継続的に行っているコミュニティスポーツ実習の一環で、運動することの楽しさや、スポーツから学ぶライフスキル(人間力)を伝えることを⽬的としています。
ボルクバレット北九州と連携して行うのは今回が初。
フットサルを通して触れ合うことで、児童たちに地域のプロスポーツクラブの選⼿との交流という⾮⽇常的な経験を得てもらうと同時に、地域のプロスポーツクラブの存在を⾝近に感じてもらうという目的もあり、開催に至りました。
選手考案の特別授業を楽しむ子どもたち
当日は北方小5年生の1組と2組の児童が、クラスごとに5時間目と6時間目を使って授業に参加。
ボルクバレット北九州からは、安嶋選手・浦上選手・イザケ選手の3人が講師として、北九州市⽴⼤学地域創⽣学群コミュニティスポーツ実習からは2年生の⿑野平(さいのひら)さんと1年生の⼭下さんが企画運営・サポート役として参加しました。
児童たちが待つ体育館にサプライズで登場した選手たちがユーモア溢れる自己紹介を始めると、最初は少し緊張していた児童たちにも笑顔が見え、次第に声を掛け合うように。
北方小5年生の中にフットサル経験者が一人もいないという状況でしたが、体を動かす楽しさや、仲間と協力することを伝えたいという選手たち考案のプログラムに、児童たちもしっかりとそれに応え楽しんでいた様子。
最終プログラムでは試合形式のフットサルも体験し、この日一番の盛り上がりを見せていました。
授業が終わる頃にはすっかり打ち解けとけていた選手と児童たち。
代表の児童から御礼の言葉を受け取ると、ボルクバレットの浦上選手は「今日学んだことはフットサルだけじゃなく、日常生活でもきっと役に立つと思うから、忘れないでね!」と激励の言葉を送りました。
最後にはボルクバレット北九州からのプレゼントとして、ホーム戦の招待チケットが一人ひとりに手渡しされると、児童たちからは歓声があがり、嬉しそうに握りしめる姿が印象的でした。
北九州を多方面から盛り上げていきたい
イベントを終えて、北九州市⽴大学1年の山下さんは、「普段なかなか関わることのない小学生とプロ選手が楽しんでいる姿を見て、私も楽しませてもらいました。選手は交流を楽しみながらも、協働や助け合いといったことも子供たちに伝え、とても意味のある活動になったと感じています!」と振り返ります。
同大学2年の齊野平さんも「自分の企画立案したイベントが形となって、子どもたちが本当に楽しんでくれたことがとても嬉しかったです。北九州市のプロスポーツクラブとして、市民の皆さんから愛されるような存在になるために、今後も積極的に地域連携活動を展開していきたいです!」と未来を見据えていました。
また、ボルクバレット北九州の安嶋キャプテンも、「運動が好きな子もいれば苦手な子もいる中、それでもみんなが積極的に参加してくれたことが何より嬉しかったし、僕たちも楽しかったです。この経験で子どもたちに何か少しでも伝わればいいなと思うし、フットサルの楽しさもどんどん知ってほしい。ボルクの試合を見にきてくれたときに『あの人に教わったんだよ!』と周りに自慢できるようなプレーを目指して、僕たちも頑張ります!」と意気込みを見せてくれました。
ボルクバレット北九州についての最新情報は「ボルクバレット北九州」公式ページから確認できます。
7月25日には北九州市立総合体育館で対バルドラール浦安戦が観戦できますよ!
※2023年7月8日現在の情報です
(ライター・Kanae Nidoi)