1月12日～3月24日の期間、出光美術館 門司（北九州市門司区東港町2-3）で、東西の交流を通して生み出された陶磁器を紹介する展覧会「陶磁の東西交流」が開催されます。
異国情緒溢れるデザインの陶磁器が並ぶ
展覧会「陶磁の東西交流」では、日本や中国の陶磁、イスラーム陶器、マイセンやセーブルなど、東西の交流を通して生み出された陶磁器を紹介。アジア、ヨーロッパと人々が交流を重ね、互いに美しい装飾や技術に惹かれあうことで、魅力的な文化が創造されてきました。
期間中は、珍しい造形や異国情緒溢れるデザインの陶磁器を見ることができます。
3つの構成から陶磁器を紹介
展覧会「陶磁の東西交流」では、3つの構成から陶磁器を紹介します。
「第1章 造形からみる東西交流」では、オアシス都市を経由して中央アジアを横断する「シルクロード」などの交易の様子を、陶磁器や金銀器、ガラス製器の形や文様の共通性から紐解きます。
「第2章 海を渡った陶磁の交流」では、ヨーロッパで愛された日本陶磁と、これを手本とし生産されたヨーロッパ各国のやきものを紹介。さらに「特集 継ぐ『かたち』」では、造形や文様が共通しながらも、時代や地域、文化によって様々に変化していった扁壺からみる東西交流を知ることができます。
展覧会の詳細は、出光美術館 門司のホームページで見ることができます。
※2024年1月11日現在の情報です。
（北九州ノコト編集部）
