ひびき高校の生徒による自主上映会を開催 震災テーマの2作品【北九州市戸畑区】
九州工業大学構内にある「GYMLABO(ジムラボ)」で2月23日、福岡
上映作品は、震災で妹を亡くした14歳の葛藤を映すフィクション作品「春をかさねて」と、津波で家族や友人を失った当時の子どもたちの8年後を見つめたドキュメンタリー「あなたの瞳に話せたら」の2作品です。
上映作品の監督である佐藤そのみさんによるアフタートークも
上映会は、4回目の開催。今回は、1月1日の石川県能登半島沖の地震、3月11日に発生から13年が経つ東日本大震災などを踏まえ、生徒たち自身が「震災の記憶を風化させてはいけない」「私たち自身も当事者意識を持って地域の防災・減災と向き合いたい」と考え、「今私たちが伝えたいこと」をテーマに企画を進めました。
当日は、両作品の監督である映像作家佐藤そのみさんによるアフタートークを実施予定。宮城県石巻市出身の佐藤さんが東日本大震災での経験を基に制作した両作品について、映画の成り立ちや今の想いを語ります。
また、ひびき高等学校や、上映会の会場である九州工業大学周辺のハザードマップの展示、映画の舞台でもある石巻市立大川小学校についての展示なども行います。
開場は午前12時30分、開演は午後1時。参加費は500円で、高校生以下は無料。申込や詳細は福岡県立ひびき高等学校のホームページで確認できます。
※2024年2月18日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)