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門司港にあるレトロな本屋さん「金山堂書店」 人気菓子店の焼き菓子や雑貨も販売【北九州市門司区】

(アイキャッチ画像:金山堂書店)

門司港駅の周辺は大正ロマン漂う街並みで知られていますが、他にも門司港の様々な場所でレトロを感じることができるのを知っていますか。

今回は、地元の人にとっても観光に訪れた人にとっても面白い老舗の本屋さん「金山堂書店」を紹介します。

移転して6年目になる「金山堂書店」

金山堂書店は、昨年創業100年を迎えた老舗書店。以前は門司区だけでなく、下関市や行橋市にも店舗がありましたが、ネット書店や電子書籍の普及などの影響を受け、現在は本店1店舗のみで営業しています。

その本店も、2019年に門司区栄町から本町に移転し、置いている本の数も3分の1程になったと言います。

門司区は高齢化が進んでいるからか、金山堂書店ではお孫さんのための本を買う高齢者の人も多いようで、絵本や図鑑、パズルやドリルの品揃えが多いのが特徴の一つです。

本以外に<雑貨>や<オーガニック食品>も

移転前から本だけでなく雑貨も扱っており、門司港ではあまり見かけない珍しいものや、贈り物に丁度良いちょっとした小物などを置いているそう。

地元の和紙作家さんの絵はがきや、門司港デザインのトートバッグなど観光に訪れた人の思い出になるような雑貨もあります。

元々コミックの棚だった場所にはオーガニックやグルテンフリーの食品やおやつなどが揃っていて、それを目的に来店する人もいるのだとか。

また、門司港の人気菓子店「GOURD(ゴード)」の焼き菓子も販売しています。

ちなみにGOURDの営業は週に3日程度ですが、金山堂書店では焼き菓子のみの取り扱いではあるものの、月~土曜日に買うことができます。なかなか実店舗で購入することが難しい人にとっては嬉しいですね。

街の人にも優しい本屋さん

ちょうど取材に訪れたときは『地球の歩き方 北九州市』の発売に合わせて、北九州市特集コーナーができていました。筆者は旅先で本屋に立ち寄ったときに、その地の本があると手に取りたくなります。この特集コーナーでも「こんな本あったんだ」と新たな発見ができました。

店内入ってすぐのところには、テーブルと椅子があります。お客様のちょっとした休憩やタクシー待ちのスペースになっているとのことでした。

高齢の人が多いので、休める場所があるのも優しさですね。

詳細は金山堂書店のインスタグラムで確認できます。

<金山堂書店>
■所在地/北九州市門司区本町1-11(金山堂ビル1F)
■定休日/日曜日
■営業時間/10:00~18:30
■駐車場/駐車場なし

※2024年5月14日時点の情報です

(ライター・にわかなみ)

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