名物の羽釜から生まれた意外なデザート
筆者は、最後に登場したデザート＜おこげのからあげ＞の意外性に感動しました。使用されているおこげは、なんと羽釜でご飯を炊くときできるものなのです。
これが、おせんべいのようにポリポリと歯応えが良く、副産物とは思えない美味しさです。
おこげと栗入り羊羹このメニューの始まりは、二代目になってからとのこと。あるとき偶然、すっぽりと綺麗におこげが取れたことをきっかけで誕生した名物だそうです。
小鉢とデザートは日によって内容が変わるそうで、呉豆腐という長崎の郷土料理が出ることも。食感は胡麻豆腐に似ていますが、葛を使っているのでそれほど弾力は強くなく、舌触りに少しざらざらした旨みがあり、あと引く美味しさです。
筆者は初めて食べましたが、すっかりこの味の虜になってしまいました。
契約農家から取り寄せた厳選素材
同店の材料は、すべて厳選された逸品揃い。お米は宗像の契約農家さんによるヒノヒカリ、コシヒカリ、夢つくしを使い、創業以来変わらず羽釜で炊いています。
おこげができるのはお米が美味しく炊けた証なのだそうです。そのほか、山葵や海苔も厳選した素材を使っています。
釣り好き店主がつくる心地よい空間
よし竹寿司は、魚釣りが趣味という伊賀さんの気さくなおしゃべりと、店員のアットホームな雰囲気が心地良い空間です。
また足を運びたくなるお店でした。
詳しくは「よし竹寿司」インスタグラムで見ることができます。
■住所／北九州市八幡東区西本町四丁目４−１８
■電話番号／093-681-1805
■営業時間／11:30～14:30、17:00〜22:00
■ 定休日／月曜日
■駐車場／6台
※2025年11月29日現在の情報です。
（ライター・JUNCOL）
