【北九州市】『マカロニ星人』今年も靴下着用 「ストールを巻いてる」新情報も
北九州市役所そばの紫川にかかる「中の橋」(通称「太陽の橋」)の歩道にズラーっと並ぶ7体のオブジェ。
頭部がマカロニ状の筒型のため、北九州市民には『マカロニ星人』と呼ばれ、親しまれているオブジェですが、毎年冬になるとなぜか靴下を履いているのです。
今年も気付いたら、7体全部が靴下を履いていました。ちなみに編集部員の1人が通りかかった時には、靴下に加え、青っぽいストールを巻いているマカロニ星人が1体いたとのこと。また、別の編集部員が通りかかった時には、真ん中あたりに位置するマカロニ星人1体の足元にスウェットのような何かが置かれていたと言います。
この話を聞き、撮影のために改めて出かけてみると、この日は全員靴下のみ。全員揃って左足に靴下を履かせてもらっています。
誰が何の目的で靴下を履かせているのかは不明
編集部が写真を撮り始めると、通りかかる人たちも次々とマカロニ星人にスマホのカメラを向けていました。
暖かくなってくると、いつの間にか靴下は脱がされてしまうのですが、誰が履かせているのかは不明。一体誰が何のために?と気になるところではありますが、北九州市民にとっては「今年もそろそろ靴下履いているかな」「マフラーしてたことなかったっけ?」とすっかり冬の風物詩となっている『マカロニ星人』の靴下姿なのです。
正式名称は『宇宙七曜星の精』
ちなみに『マカロニ星人』の正式名称は『宇宙七曜星の精』。グラフィックデザイナーの故・福田繁雄さんが手掛けたオブジェで、春分・秋分の前後に太陽の光が頭部の空洞に差し込み、歩道上に北九州市の市花「ヒマワリ」の影ができる仕組みとなっています。
※2022年1月21日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)