「門司港周遊タクシー」2月23日まで 無料で観光拠点7カ所を巡る

(プレミアムドライバー」が運転を担当)

勝山自動車株式会社では、地元まちづくり団体やNPO法人と連携し、門司港エリアの周遊性向上を目的に、門司港エリアの主要観光拠点7カ所を無料で巡る「門司港周遊タクシー」を2月23日までの期間限定で運行中です。

この取り組みは、観光庁の「令和3年度既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業交通連携型」を活用した実証実験です。

土日祝日は時刻表による運行の2コース

土日祝日の運行コースは、時刻表による運行の定時定路線コースとなっており、AコースとBコースを用意。

Aコースは「マリンゲートもじ~関門海峡ミュージアム~九州鉄道記念館」を巡回します。1日22往復便。

一方のBコースは「門司港レトロ観光物産館~門司電気通信レトロ館~甲宗八幡神社~和布刈神社」を往復するコースとなっています。1日11往復便。

事前予約は不要で、乗車料金は無料です。

平日はデマンド運行 7カ所の好きな場所で乗降可能

平日は電話予約もしくは当日直接乗車でのデマンド運行となっています。

①関門海峡ミュージアム、②マリンゲートもじ、③九州鉄道記念館、④門司港レトロ観光物産館、⑤門司電気通信レトロ館、⑥甲宗八幡神社、⑦和布刈神社のいずれか好きな場所で乗り降りできます。

平日の場合、事前に電話予約をして①~⑦の中から選んだ指定の場所に来てもらうか、タクシー待機場所の関門海峡ミュージアムに車がいれば当日直接乗車することができます。

タクシー下車後は各自自由に観光を楽しみ、帰る時間になったら、電話をして指定の場所まで迎えに来てもらう形となります。

利用料金は無料ですが、1組あたり1日2回までの利用となります。

高齢者も乗り降りしやすいユニバーサルデザイン「ジャパンタクシー」

車両は、高齢者や子ども連れの人などさまざまな人が利用しやすいユニバーサルデザインの「ジャパンタクシー」を2台使用。

おもてなしサービスに力を入れている勝山タクシーで『ワンランク上のおもてなしができる』と社内認定を受けた「プレミアムドライバー」が運転を担当します。

「ジャパンタクシーはワンボックスタイプなので、車高が高く、これまでのセダンタイプに比べ、降車・乗車しやすくなっています。車体には『門司港周遊タクシー』のステッカーが貼っているので、ご利用の際にはステッカーを目印にしてください」と勝山タクシー担当者。

「今回の実証実験のように、地域団体や地域イベントと共同し、タクシーでのピストン輸送をどんどんやっていきたいと考えております。また、こういった活動を通し、さらなる地域貢献を目指していきます」と話します。

土日祝日の時刻表など詳細は「勝山タクシー」ホームページで見ることができます。

また、タクシーのリアルタイム運行状況は門司港エリアのタクシー・船・トロッコ列車などの位置情報や混雑状況が分かる「門司港内の乗り物マップ」で確認できます。

※2022年2月18日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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