「もう1回!夏に行く券」で希望のお店を応援 6月11日まで
(画像提供:キタキュウYELLプロジェクト「夏に行く券」事務局)
緊急事態宣言が解除され営業を再開する店舗が出始めた矢先、北九州市内では「第二波到来か」と言われるほど感染者が急増しました。市内の飲食店や小売店、サロンなどの店舗では、未だ深刻な事態が続いています。
希望のお店に先払いする支援事業「キタキュウYELLプロジェクト『夏に行く券』」では、4月30日から8日間にわたりクラウドファンディングを実施(詳細はこちら)。最終的には支援者数5445人、支援総額8900万円超で終了し、目標金額700万円をはるかに上回る結果となりました。
市は、多くの反響があったことや、前回申し込みが間に合わなかった店舗があることなどから、同プロジェクトの第2弾となる「もう1回!『夏に行く券』」を実施します。
新たに参加する店舗は312店
第2弾のクラウドファンディングは6月4日~11日までの8日間で実施されます。前回同様、各店舗に1日でも早く支援金を届けるための期間設定だといいます。
北九州市は5月中旬から参加事業者を募集。第1弾を実施した際、支援を希望する人から「応援したいお店が参加していなかった」との意見があったことから、市は幅広く参加を呼びかけ、今回は市内594店(第1弾は407店)が参加することになりました。このうち新規参加は312店となります。
支援の上限は20口まで
ひとつのお店に対し、1口5000円から支援できます。「できるだけ多くの方から支援をしてもらいたい」ということから、1人あたりの上限は20口となりました。
1口5000円に対し、20%のプレミアム付き「夏に行く券」(6000円分)がリターンされます。チケットは7月下旬に支援者へ発送される予定で、店舗での利用可能期間は8月1日~11月30日の4か月間となっています。
もう1回応援しよう
支援方法は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」へログインし、該当ページ(苦況の商業者へ、希望のタネを先払い。「夏に行く券」でもう1回、応援しよう!)から支援に参加します。
支払い方法や氏名、住所などの必要情報を入力し、第2回参加店舗一覧(詳細はこちら)から、支援したいお店の「管理番号」、「店舗名」、「支援口数」を備考欄に入力するだけ。とても簡単な手順です。
プロジェクトの趣旨は「応援」
キタキュウYELLプロジェクト「夏に行く券」事務局は「プロジェクトの趣旨は『応援』であることを理解してほしい」と呼びかけ、支援店舗の閉店などの理由から「夏に行く券」が利用できない事態になった場合も返金はできないと理解を求めています。
「好きなお店を応援したい」「北九州を応援したい」。多くのYELL(支援)で、北九州市の賑やかな街並みを取り戻せることを祈ります。
キタキュウYELLプロジェクト「夏に行く券」事務局が、YouTubeに支援方法に関する動画を公開していますので、支援を考えている方はぜひこちらもご覧ください。
(北九州ノコト編集部)
※6月4日に電話にて取材を行いました。