• HOME
  • 記事
  • グルメ
  • 「喫茶こびと」オープン 元病院の診療室で食べるスパイスカレー?【北九州市門司区】

「喫茶こびと」オープン 元病院の診療室で食べるスパイスカレー?【北九州市門司区】

(アイキャッチ画像:「あいがけ2種盛」)

11月7日、門司区葛葉に「喫茶こびと」がオープンしました。

場所は西鉄バスの「葛葉」バス停と「二タ松町」バス停の間、葛葉郵便局横にある「旧内山醫院」の建物内です。

「辛いもの苦手 スパイス好き」という店主が手掛けるスパイスカレー

門司や門司港、下関市などで間借り営業してきた「こびとのカレーや」が実店舗としてオープンしたもの。かつて病院の診察室だったスペースを「喫茶こびと」の飲食スペースとして、レントゲン室を厨房として利用しています。

メニューで注目したいのは、やはり「スパイスカレー」(サラダ+副菜2種付き、1000円)。取材に訪れた11月のスパイスカレーは、「バハラット鶏キーマ(ツールダール入り)」と「ポークビンダルー」の2種類が用意されていました。

今回はスパイスカレー2種を一度に味わえる「あいがけ2種盛」(サラダ+副菜2種付き、1400円)を注文。「バハラット鶏キーマ」は鶏キーマカレーに、中東のミックススパイスであるバハラットと、ビタミンCをたっぷり含んだツールダールを加えた、エキゾチックな味わいの一品。一方の「ポークビンダルー」は西インドのゴア地方のカレーで、ワインビネガーの酸味が効いたクセになる味わいのカレーで、「こびとのカレーや」の定番メニューだそうです。

「辛いものが苦手だけれどスパイスが好き」だという店主が作るカレーは、「辛いものが苦手な人にもスパイス料理を楽しんでもらいたいので、あえて辛くないようにしている」という通り、辛さはほぼありませんが、スパイスの香りなど存分にスパイスの魅力を満喫できます。辛さをもっと出したい人は別に用意されている複数のスパイスを自分で追加しながら、味を調整することができます。

スパイスたっぷりのパウンドケーキや特製ハーブティーなども

カレー以外にも、スパイスたっぷりのパウンドケーキ「ペルニークケーキ」(400円)や「グラスバナナパフェ」(650円)といったスイーツメニューも用意。

スパイス料理との相性抜群の「チャイ」をはじめ、ハーブカフェ「PocaPoco」(門司区清滝)が同店のために調合した「こびとスペシャルハーブティ」(写真下)といったソフトドリンクからアルコール類まで、ドリンク類も充実しています。

また、店内には、店名にちなみ、こびとの絵やこびとの絵本、こびとグッズなども店内に並んでいました。

基本的には木・金・土曜のみの営業ですが、変更の場合あり。営業日など最新情報は「喫茶こびと」インスタグラムで確認できます。

元薬局のスペースは店主の従妹が営む「ことほぐ」 自然食品や雑貨を販売

また、「旧内山醫院」の玄関を入ってすぐ左側の薬局だったスペースには、店主の従妹がオーガニックなどの自然食品や雑貨を販売する「ことほぐ」というお店もあります。

薬棚だったという棚に並ぶのは、調味料やお菓子、雑貨など、こだわりの品々。パッケージがかわいらしく、プレゼントにも喜ばれそうな商品もあるので、カレーを食べた後は、薬局スペースものぞいてみたくなりますよ。

【喫茶こびと】
■住所/北九州市門司区葛葉2-4-9
■営業時間/11:30〜15:00
■駐車場/あり(2台分)

※2022年11月30日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

関連記事一覧