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早春から晩春まで桜の花を楽しむ「こくらさくらまっぷ」令和5年版が完成【北九州市小倉北区】

(アイキャッチ画像:河津桜)

小倉城周辺、勝山公園、紫川沿いといった北九州市小倉の街なかにはソメイヨシノだけでなく、さまざまな種類の桜が植えられていることを知っていますか。

その数はなんと約30種類。それだけたくさんある桜の中で、どの種類の桜がどこに咲いているのかを紹介してくれる、令和5年版「こくらさくらまっぷ」が完成しました。

「こくらさくらまっぷ」を手に「河津桜」を観賞

早速、「こくらさくらまっぷ」を頼りに足を運んでみることに。

取材に訪れたのは2月末にもかかわらず、勝山公園(北九州市小倉北区城内3番)の「グリーンエコハウス」周辺にある「河津桜」の花を見ることができました。

大小2本の河津桜が離れて並んで咲いていたのですが、くっきりとしたピンクがよく目立ち、リバーウォーク北九州前の鷗外橋を渡っているときから視界に映るほどでした。

足をとめて、桜を見上げたり、写真を撮ったりする人も多く見られました。これから本格的に訪れる春には、「こくらさくらまっぷ」の見どころスポットを巡ってみるのも楽しそうです。

小倉の街なかに咲く約30種類のサクラを紹介

このマップで紹介されている小倉城周辺、勝山公園、紫川沿いのエリアでは、春の訪れを最初に告げる「河津桜」の開花を皮切りに、早春から晩春まで桜の花を楽しむことができるとのこと。

紫川に架かる室町大橋から豊後橋にかけて、それぞれの橋のたもとに概ね下流から上流にかけて順に開花するよう、「修善寺寒桜」「白雪」「天の川」など10種類の桜が植えられているという「紫川十色桜」や、「有明」「楊貴妃」「御車返し」といった15種類以上の桜が私たちの目を楽しませてくれる小倉城の桜など、多彩な品種の桜をいろいろな場所で見ることができるので、「こくらさくらまっぷ」を片手に観賞したいものですね。

「こくらさくらまっぷ」QRコードなどを追加

発行元の北九州市緑政課によると、「『こくらさくらまっぷ』は平成28年から作成しており、毎年情報を更新しています。多くの市民や観光客の皆さまが『こくら』の『さくら』を楽しむきっかけとなれば嬉しいです」とのこと。

今年版では、「こくらさくらまっぷ」QRコードなどが新たに増えているそうです。QRコードは北九州市役所のホームページにリンクしており、「こくらさくらまっぷ」の情報を確認できるようになっています。

「こくらさくらまっぷ」は、小倉城、しろテラス、勝山公園グリーンエコハウス、北九州市役所広聴課(本庁舎1階)、小倉北区役所、小倉駅にある北九州市総合観光案内所などで配布中です。そのほか、北九州市ホームページでも見ることができます。

※2023年3月8日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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