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「外国人のための防災ハンドブック」改訂 外国人市民の意見を反映【北九州市】

(アイキャッチ画像:中国、ベトナム、ネパール、インドネシア、タイ出身の 外国人市民の貴重な意見を改訂版に反映)

北九州市では、2011(平成23)年に「北九州市外国人のための防災ハンドブック(やさしい日本語、英語、中国語、韓国語)」を作成、2016(平成28)年にはベトナム語を追加し、北九州市に新規転入する外国人市民に配布しています。

外国人にとってより分かりやすいハンドブックにするため、外国人市民と議論を重ね、その意見を反映した改訂版が作成されました。

「北九州市外国人のための防災ハンドブック」とは

「北九州市外国人のための防災ハンドブック」は、言語・生活習慣・防災意識が異なる外国人市民に対して、災害に備えて知っておくべきことや、災害時の対応について、多言語で丁寧に伝えるためのものです。

防災ハンドブックには、①「台風と大雨、地震、土砂災害などといった主な災害と気をつけること」②「災害に備えて準備すること」③「災害時に知っておくべき日本語と、情報の入手方法について」といった内容が主に掲載されており、今回新たに「避難所で使える指さし会話帳」が追加されました。

指さし会話帳の追加、 A5判へ縮小、カラー印刷へ変更など

今回の改訂には、「持ち運びに便利なものにしてほしい」「見やすく分かりやすくしてほしい」「文章を分かりやすくしてほしい」といった、中国、ベトナム、ネパール、インドネシア、タイ出身の外国人市民から寄せられた意見を反映。

外国人市民とのディスカッション風景

これらの意見を受け、防災ハンドブックのサイズをB5判からA5判に縮小し、絵を増やして白黒からカラー印刷へ変更、文章を外国人にとって分かりやすい表現に変更するといった改訂が行われています。

改訂版の防災ハンドブックは、北九州市役所(3階・企画調整局国際政策課)、各区役所市民課・出張所(転入時)、公益財団法人北九州国際交流協会で配布。また、北九州市ホームページからもダウンロードできます。

※2023年5月20日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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