アズ漫画☆イラスト展「新しい日常」に行ってきた【北九州市小倉北区】
ある日、小倉まち歩き無料ガイドツアーへ向かう電車の中で、1通のメールが届きました。
「アズ漫画研究会」の伊藤明生さんからで、「リバーウォーク北九州でイラスト展をやっているので、ついでがありましたら、どうぞお立ち寄りください」とのこと。
アズ漫画研究会とは北九州市を中心に活動する漫画・イラストサークルです。昨年、55周年展に足を運び、北九州市にこんな素晴らしいグループがあるんだと思っていた筆者。小倉まち歩き無料ガイドツアーの取材後、イラスト展をのぞいてきました。
出展者48人の多彩な作品約100点を展示
7月12日から18日までリバーウォーク北九州5階市民ギャラリーで開催されていた、アズ漫画☆イラスト展「新しい日常」。同会に所属する48人が参加し、約100点の作品が展示されました。
会場正面には、出展者の人たちの作品が飾られていました。
見せてもらった数種類の名刺はどれも素晴らしく、全種類もらってきました。
筆者が幼い時にワクワクしながら読んだ漫画の作者さんもアズ漫画研究会に所属しており、感動しました。
上の写真に写っている手前の作品は、イラストを牛乳パックの額に入れたもので、夏休みの宿題にも良さそうです。
立体作品に感動
たくさんの作品がありましたが、立体で、紙素材ではない展示品は、和坊さんの作品でした。
7メートルのワイヤーで作られた蜘蛛の巣にかかった蝶の作品には、見入ってしまいました。
大きさがわかる、和坊さんの手の上の蜘蛛です。
この手から、作品が生まれています。
こちらは、帯留やアクセサリーに使えそうな蝶でしたが、繊細すぎて実用には向かないとのことでした。
私が1番気に入った作品はアシナガバチです。
エアコンの風に吹かれ、ゆらゆら動く様は、本物のように見えました。
ワイヤーとスプレーで仕上げられた蟻です。
ワイヤーで作られた、ダンゴムシ2種。
触り心地もリアルな虫の感触で、嬉しくなってしまいました。
初のライブペイント
ライブペイントしているのは、漫画家の松原香津美さん。猫のイラストは、昨年のライブイベントの作品でした。
隣に飾られているイラストの作家さんにもお会いしましたが、イラストのように可愛らしい人でした。
上記写真は、松原香津美さんと今年のライブペイントの絵です。
これは、葛飾北斎と、娘お栄さんが、温泉に行く途中のイラストとのこと。
ライブペイントを見ることは初めてでしたが、プロの漫画家さんにお会いすることも初めてでした。
完成した作品は、こちらです。
葛飾北斎が描いた作品に出てくる妖怪たちも見ることが出来ます。
らくがきコーナーも
会場には、らくがきコーナーもありました。
「描いてくださいね」と言われましたが、プロのイラストレーターさんが描いた紙に、へのへのもへじレベルの画力しかない筆者は、とても描くことは出来ませんでした。
夏休みイベントの際は、子どもたちが大喜びで描いているそうです。
今回はお誘いをいただいて、楽しい時間を過ごすことが出来ました。また、イベントがあれば、ぜひ伺いたいと思っています。ちなみに7月31日~8月5日には東京で「アズ55周年展 東京巡回展」が開催される予定で、合わせて7月29日にイベント「私たちのマンガ茶話Chawa♪」も行われるとのことです。詳細は「アズ漫画研究会」ホームページで見ることができます。
※2023年7月28日現在の情報です
(ライター・Hanako Sakura)