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いのちのたび博物館が常設展リニューアルオープン 「博物館のお正月2024年」を開催【北九州市八幡東区】

(アイキャッチ画像:「いのちのたび博物館」外観)

12月26日、いのちのたび博物館で「常設展リニューアル記念式典及び冬の特別展『博物館のお正月2024年』開会式」が行われます。

同博物館は、今年3月に開館20周年を記念し、10年ぶりの常設展リニューアルを実施。その第2弾として、歴史ゾーンを中心とした展示リニューアル工事に入り、一部展示を閉鎖していました。今回、歴史ゾーンの公開に合わせて、新年を祝う冬の特別展「博物館のお正月2024」を開催します。

主な常設展リニューアルの概要

常設展のリニューアルで新たに新設されたのが、古代から近現代までの土器や埴輪、甲冑や陣羽織、民具や郷土玩具などの歴史資料を一堂に展示する「ヒストリーアートギャラリー」。歴史ゾーンの3階カルチャーモール壁面に「ミュージアム BOX」と名付けた棚が取り付けられました。

また、2階「東アジア交流」コーナーを「北九州市のあゆみ」コーナーへと一新し、市政60年のあゆみをタッチパネルなどで分かりやすく解説しています。

自然史ゾーンでは、1階アースモール「ぽけっとミュージアム3」と、3階自然発見館横の「ぽけっとミュージアム8」の2か所を、普段は見ることができない収蔵庫に似せた展示空間に変更。自然発見館の一部を北九州市の自然や生態系における多様性と、その危機などが分かりやすく学べる展示となっています。

リニューアル記念式典・特別展開会式の内容

博物館常設展リニューアル記念式典・冬の特別展「博物館のお正月2024年」開会式は、12月26日午前10時~午前10時30分まで。その後、見学会が実施されます。

会場は、いのちのたび博物館1階ガイド館です。大庭千賀子副市長のほか、福岡県立八幡中央高等学校書道部26名も参加。リニューアルポイントの解説や除幕式などを行います。

冬の特別展「博物館のお正月2024」を開催

12月26日~2月18日まで(12月29日~1月1日は休館)、冬の特別展「博物館のお正月2024」を開催します。会場は、いのちのたび博物館1階ギャラリー館。料金は、常設展観覧料のみです。

2024(令和6)年の干支「辰」にちなみ、肉食恐竜マジュンガサウルスをはじめ「リュウ」「タツ」と名前のつく生きもの、龍や辰をモチーフにした歴史資料や、他にも縁起が良いとされるツルやカメなどの動物が主題になった美術工芸品のほか、正月に関する様々な資料を展示し、博物館らしく新年を祝います。

本展会場入口には、毎年全国大会や九州大会に出場している福岡県立八幡中央高等学校書道部が作成した力強い「龍」の書も観覧できます。

さらに、1月2日限定で「お年玉クイズラリー」を開催。館内6カ所にあるクイズに答えてキーワードを解いた先着800人に博物館オリジナルグッズ詰め合わせをプレゼントするそうです。

■いのちのたび博物館
・所在地/北九州市八幡東区東田2-4-1
・営業時間/午前9時~午後5時(最終入館午後4時30分)
・観覧料(常設展)/大人600円、高大生360円、小中生240円、小学生未満無料
※福岡県子ども美術館・博物館無料事業により、2024年3月31日まで中学生以下無料

イベントの詳細はいのちのたび博物館ホームページで確認できます。

※2023年12月24日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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