北九州市平和のまちミュージアム（北九州市小倉北区城内4-10）内の企画展示室・多目的ホールで、企画展「戦場からのことば～軍事郵便・遺書～」が開催されます。期間は4月16日～7月15日まで。
残された手紙や遺書から、戦争の時代を生きた人々の声を探る
（画像はイメージ＜写真AC提供＞）故郷に家族や知人を残したまま戦地に赴いた人たちは家族や友人と手紙を通じて互いの近況を知らせ、互いの身を思いあっていました。また、死を覚悟した者は、自らの想いを遺書として書き残しました。こうして残された手紙や遺書は、戦争の時代を生きた人々の生の声を、現代に生きる私たちにも届けてくれます。
今回の企画展では、ミュージアム所蔵の軍事郵便・遺書のほか、鹿児島県南九州市「知覧特攻平和会館」から借りた遺影や遺書など約40点のパネルを展示。資料を通じて戦争の時代を生きた人々の心情や、その時代の家族のあり方を知ることができます。
ギャラリートークや特別講演会の開催も
5月12日、6月16日には学芸員によるギャラリートークも実施。各日午後2時から30分程度の予定です。
また、5月19日には北九州市子ども図書館2階大研修室で特別講演会「戦場からのことばを読む」が開催。参加無料ですが、事前の申し込みが必要です。5月3日午前9時30分から北九州市平和のまちミュージアムでの電話受付となります。定員は80人です。
詳細は平和のまちミュージアムのホームページで確認できます。
■開館時間／9:30～18:00（入館は17:30まで）
■休館日／月曜（祝日の場合は火曜）、年末年始、館内整理日
■入館料／一般 200円 中高生100円 小学生50円
■アクセス／JR「西小倉駅」下車徒歩約10分
※2024年4月13日現在の情報です
（北九州ノコト編集部）
