北九州市とベトナム・ハイフォン市との姉妹都市締結10周年を記念して、両市の交流の歴史と、ハイフォン市の文化・観光・食などを紹介する巡回パネル展が開催されます。
北九州市とベトナム・ハイフォン市との交流について
（画像はイメージ＜写真AC提供＞）ハイフォンは、ベトナム北部・首都ハノイ市の東約100キロメートルに位置し、美しい自然と同国第3位の人口を有する港湾都市です。ベトナム有数の貿易港として発展してきた同市は、物流基地としての重要性が高く、近年は工業を中心に日本を含む外国企業からの投資が増加しており、ハノイ経済圏を支える重要な都市として発展を続けています。
市内はフランス植民地時代の建物が多く、5月には赤い火炎樹の花が街を彩ります。また、海鮮料理やカニの出汁の麺（バインダークア）が名物で、世界遺産のハロン湾クルーズも楽しむことができます。
北九州市は、成長著しい東南アジアの中で、今後益々発展が期待されるベトナムのハイフォン市と2009年に友好・協力協定を締結。その後、水道分野での技術協力や市民文化交流など、交流・協力事業を重ね、友好・協力協定が5年間の期限を迎える2014年4月に、これまでの交流成果を踏まえ、ハイフォン市と姉妹都市協定を締結しました。
「パネル展」は全7区の図書館を巡回予定
パネル展では、姉妹都市交流の歴史や、ハイフォン市の世界自然遺産「カットバ諸島」などの美しい写真を見ることができます。7月10日～12月10日までの期間、各区にある7つの図書館を巡回予定です。
7月10日～25日は八幡図書館（八幡東区）、7月26日～8月12日は八幡西図書館（八幡西区）、8月15日～30日は中央図書館（小倉北区）での展示が実施。
9月5日～20日は小倉南図書館（小倉南区）、9月21日～10月8日は若松図書館（若松区）、10月9日～24日は戸畑図書館（戸畑区）、11月26日～12月10日は門司図書館（門司区）での展示が行われます。
入場無料。各会場とも、最終日は午前中までの展示となります。観覧日時は、各会場の開館時間・休館日に準じるとのことです。
詳細は、北九州市のホームページで確認できます。
※2024年7月9日現在の情報です
（北九州ノコト編集部）
