コロナで開催延期の小倉十日ゑびす祭「宝恵かご道中」 4月10日(土)実施へ
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開催延期となっていた小倉十日ゑびす祭「宝恵(ほえ)かご道中」が、4月10日(土)に開催されることになりました。
小倉十日ゑびす祭「宝恵かご道中」とは
小倉十日ゑびす祭「宝恵かご道中」は、昭和23年から70年以上続いている、まちに福を呼び込む縁起練り歩きです。
正月10日に、芸者姿の「ミス十日ゑびす」(かつては花柳界の芸者)と、まちの世話役が商売繁盛の願いを込めてまちを練り歩き、商店街やデパートで「小倉ゑびす締め」を行います。
「小倉ゑびす締め」は商売繁盛や福にあやかることを祈念して、「いよー、ヨイヨイヤー!」という掛け声とともに、体全体で拍手を打ち込むもので、その動きは、福を包んで持ち上げる姿を表しています。
また、掛け声の「いよー」は、「祝おう」という言葉が転訛したものだと言われています。
2021年の開催日時
延期となった今年は、4月10日(土)午前10時~午後3時30分に、小倉中心市街地で小倉十日ゑびす祭「宝恵かご道中」が行われます。密を避けるために、タイムスケジュールは公開されません。また、井筒屋クロスロードと小倉城庭園での写真撮影も中止とのことです。
問い合わせは、小倉中央商業連合会 小倉十日ゑびす祭係(TEL093-533-7337)へ。
※2021年4月9日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)