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華やかな衣装をまとった新成人約5000人が参加「北九州市成人式」

毎年、振袖や袴など華やかな衣装を新成人たちが身にまとうということで全国的に話題となる北九州市の成人式。今年は1月10日に北九州メディアドーム(北九州市小倉北区三萩野)で開催されました。

今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、2部制(1部=門司区・小倉北区・小倉南区・戸畑区居住者/2部=若松区・八幡東区・八幡西区居住者)で実施、さらにオンラインでも配信されました。

会場の入り口では係員がマスクの着用やアルコール除菌、検温の実施や他者との距離を取るように案内するなどし、新型コロナウイルス感染拡大防止に力を入れていました。

北九州市によると、今年の成人式には1部・2部を合わせ、約5000人が参加。新型コロナウイルスと雪の影響もあり、昨年に比べると約2000人減ったということです。

この特別な日を待ちわびていた新成人たち

「ド派手な衣装」と「ヤンチャ」さがどうしても取り上げられてしまう北九州市の成人式ですが、必ずしもそれが「ガラが悪い」ということではありません。

数組の新成人に話を聞いたところ、相場ではレンタル衣装で20〜30万円。中には200万円を超える額をかけている人も。決して安くはない衣装代やその他費用を捻出するために、自分の趣味や日頃のちょっとした贅沢もこの日まで我慢して、自分たちで工面したという声も多く聞くことができました。

また、髪の毛のセットには徹夜をして仕上げてきたという人も。「明日からまた仕事なのでこの髪型も帰宅してすぐ黒に染め直します」とやり切ったように語る姿を見ると、その華やかさも当日限りで、普段は社会人としてしっかり働いていることが想像できます。

不安もある中での式典参加

世の中が新型コロナウイルス一色となっている状況下で、新成人も不安を抱えながらの参加となりました。中には、自身が感染していないか、他人に感染させてしまう可能性はないかと心配になり、事前にわざわざPCR検査を受けてから式典に参加している人も。このコロナ禍での自らの行動に責任を持ちながら、大人への階段を上っていっているようです。

この写真に映る成人を迎えた女性は、自身とその父親も美容師とのこと。個性的な髪型は、朝早くに父親にセットしてもらったそうです。
その他にも、キレイに着飾った新成人と一緒に親子揃って記念撮影をしている風景も会場のあちこちで見られました。

北九州市の成人式は、普段だと照れくさくて言えない両親に向けての“ありがとう”という感謝の気持ちを伝えるいい機会にもなっているようです。

令和4年度以降の北九州市成人式の対象年齢

早い人では1年前から衣装などの準備を始めるという成人式ですが、民法改正により、令和 4 (2022)年4 月 1 日から成年年齢が 18 歳に引き下げられ、 来年は18 歳~20 歳の三世代が同時に「成人」を迎えることになります。

そうなると来年以降の「成人式」がどうなるか気になるところですが、北九州市では令和 4 年度以降についても、これまで通り 20 歳での式典を開催される予定とのことです(ただし式典名称などは今後検討)。

(北九州ノコト編集部)

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