北九州市立響ホールで「響ホール室内合奏団」定期演奏会 無料ライブ配信も
(写真提供:響ホール室内合奏団)
「響ホール室内合奏団」は3月7日(日)、北九州市立響ホール(北九州市八幡東区平野1-1-1 国際村交流センター内)で「第37回定期演奏会~ピアソラ生誕100周年~南米音楽の光と影」を開催します。
2021年はアルゼンチンの作曲家・バンドネオン奏者であるアストル・ピアソラの生誕100周年。これに合わせ、今回のプログラムでは、ピアソラの作品はもちろん、南米の作曲家に焦点をあて、アルゼンチンの作曲家でピアソラの師匠でもあるヒナステラや、ブラジルの作曲家・ヴィラ=ロボスなど、自国の民族音楽とクラシック音楽の融合を試みた作曲家の作品を取り上げるとのことです。
午後2時開場、午後3時開演。指揮・ピアノは松村秀明さん。プログラム(予定)は、ヴィラ=ロボス「ブラジル風バッハ 第9番」、A.ピアソラ「室内オーケストラのための3つの小品・イ短調のメロディー・2つのタンゴ」、A.ヒナステラ「弦楽のための協奏曲」。
全席指定で、A席4000円、B席3000円、B席学生(高校生以下)1000円。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から座席を削減しての開催となります。
また、当日は無料ライブ配信も行われます(アーカイブ配信あり)。チケットの購入方法やライブ配信方法など、詳細は響ホール室内合奏団ホームページで確認できます。
響ホール室内合奏団とは
響ホール室内合奏団は、北九州市の音楽専用ホール「響ホール」初代館長、故後藤忠雄の“地元の演奏家を育てていきたい”という熱意から1998年に結成。レパートリーは、クラシックや現代曲から、ポピュラーミュージックまでと幅広く、編成も曲やホールによってフレキシブルに対応できるように工夫されています。
北九州の音楽文化の発信源として、さらには九州から全国、海外へむけて発信していくことを目標に活動を行っており、音楽大学を卒業した若い演奏家の研鑽の場としても期待されています。
◆響ホール室内合奏団 https://www.hibikistrings.jp/
(北九州ノコト編集部)