
魚町銀天街に誕生した新たな名所? 巨大壁画アート「コクラワー」を見てきた【北九州市小倉北区】
(アイキャッチ画像はイメージ)
魚町銀天街・魚町みらい広場(北九州市小倉北区魚町1‐4-4)で今年6月より、巨大壁画アート「コクラワー」が公開されています。
芸術家・イナタカユキ氏による、高さ7メートル幅20メートルの北九州最大級の壁面アートです。
高さ7メートル・幅20メートルの北九州最大級の壁面アート
「魚町銀天街」は2024年の火災により、商店街の一部が甚大な被害を受け、建物とともに多くの記憶や歴史的な風景が失われました。
再建に向けた取り組みが進行するなか、街が再び賑わいを取り戻すためには物理的な復旧のみならず、新たな価値や風景を創出することが求められているといいます。今回の壁画アートは、商店街に新たな視点や役割をもたらすことを目的に誕生しました。

「コクラワー」とは、“コクラ(小倉)”と“フラワー(花)”を掛け合わせた造語。
花は誰かに贈ることで想いを伝える存在。この「コクラワー」もまた、街に暮らす人や訪れる人、通りすがる人の心に、小さな希望や記憶のかけらをそっと手渡すような存在でありたいと願って名付けられたといいます。
実物のコクラワーを見に行ってみた
7月17日に魚町銀天街にある魚町みらい広場へ足を運んでみると、イベント開催準備中でテントに隠れていましたが、「コクラワー」を見ることができました。
パステルカラーで描かれたコクラワーは爽やかで、見ると気分が明るくなります。小倉の新たな風景を見に、足を運んでもいいかもしれませんね。
※2025年7月21日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)