
平和のまちミュージアムで企画展「記憶の表象」開催中 戦争体験の継承を考える【北九州市小倉北区】
(アイキャッチ画像:「平和のまちミュージアム」外観)
北九州市平和のまちミュージアム(北九州市小倉北区城内4-10)の企画展示室・多目的ホールで、企画展「記憶の表象~継承とは何か、を問う~」が開催中です。会期は10月13日まで。
戦争体験者の記憶の継承が重要な課題とされているなか、「継承」という言葉を捉え直す企画展となっています。
「原爆の絵」や「被爆三世の家族写真」など表象による継承の取り組み
本企画展では、学生が被爆者の記憶や思いに寄り添い描いた「原爆の絵」、いのちの繋がりを視覚化した「被爆三世の家族写真」、原爆や八幡大空襲の体験者との対話を経て制作したインスタレーションなどの<言語以外での表象による継承の取り組み>を紹介。
作品を展示するだけでなく、作品の制作に関するプロセスに焦点を当て、当たり前のように使われている「継承」という言葉を捉え直します。
<何を受け継ぎ、どのような状態になれば、継承されたといえるのか>を考える機会となりそうです。
詳細は平和のまちミュージアムのホームページで確認できます。
※2025年10月8日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)