『カノン』（2016）で中国のアカデミー賞と呼ばれるた金鶏百花映画祭の国際映画部門において最優秀賞3冠（作品賞・監督賞・女優賞）を獲得した北九州市出身の雑賀俊朗監督が、地元・北九州オールロケで完成させた完全オリジナル映画『レッドシューズ』。
11月20日、リバーウォーク北九州でレッドカーペットと完成披露先行上映が行われ、同作品で初主演を務めた朝比奈彩さんと雑賀監督が登壇しました。
レッドカーペットにはファン500人集結、北九州先行上映会は150席が満席
レッドカーペットからファン約500人の声援に手を振り、満面の笑みを見せた朝比奈さんと雑賀監督。
崖っぷちのシングルマザーのボクサー役を演じた朝比奈さんは、「レッドカーペットは初めてではありませんが、北九州のたくさんの方が集まり、間近で手を振ってくれて…。北九州オールロケで撮影し、こうして喜んでいただけるのはすごくうれしいです。1人1人の顔をしっかり見ることができ、とても楽しかったです。1人でも多くの方に映画を見てもらいたいです」と話しました。
また、レッドカーペット後に行われた北九州先行上映会の上映前舞台挨拶では、150席が満席に。北九州文化大使でもある小説家、町田そのこさんによる花束贈呈セレモニーも行われました。
市内7区すべてでロケを実施 12月9日から北九州市先行上映
朝比奈さん演じるシングルマザーの崖っぷち女性プロボクサーが、幼い一人娘の養育権を義母から取り返すために、妊娠・出産で離れていたボクシングの世界へと再び戻り、チャンピオンを目指し、奮闘する姿を描く映画『レッドシューズ』。雑賀監督のこだわりで、北九州市内7区すべてでロケが行われ、若戸大橋や火災前の旦過市場、堀川など、さまざまな場所が登場しています。
12月9日から北九州市先行上映、2023年2月24日から全国上映。詳細は「レッドシューズ」公式ホームページで確認できます。
※2022年11月23日現在の情報です
（北九州ノコト編集部）
