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「カフェアターブル」で『フランス式あさごはん』がスタート【北九州市戸畑区】

(アイキャッチ画像はイメージ)

2022年10月に16周年を迎えた戸畑区天籟寺にある「Café à table(カフェアターブル)」

16年の節目を機に、フランス式朝食や焼き立てスコーンを提供するモーニングを始めました。

開業から少しずつ、日々変化をとげる「Café à table」。またひとつ新しい扉を開いた店内を堪能してきました。

Café à tableの原点

フランス北西部ノルマンディー地方のRouen(ルーアン)、中東部ブルゴーニュ地方のDijon(ディジョン)は店主の高浪まさみさんが留学中に滞在していた町。最初のホームステイ先のホストマザー『フランスのお母さん』と過ごした2カ月が高浪さんの「フランス」の基本となっているそうです。

筆者が初めて「Café à table」を訪れたのは、もうずいぶんと昔。宮若市にある百家農園の稲刈り体験での出逢いでした。私の中のCafé愛が芽生えた瞬間でもありました。

フランス料理と言えば、クリームやバターたっぷりで高級…なイメージでしたが、高浪さんの作る料理はとてもシンプル。野菜や果物の持ち味を生かした優しい味、どことなく懐かしいお母さんの味です。初めていただいたその瞬間、おなかも心も幸せに満たされたのを今でもよく覚えています。当初のメインメニューはそば粉で作られるガレットでした。

幸せのあさごはん

同店のモーニングは1杯の白湯から始まります。朝食はプチ断食後に最初に口にする食事。モーニングが出来上がるまで、白湯でからだを温めながら、ゆっくりとからだを目覚めさせます。その後は、搾りたてのフレッシュりんごジュースが登場。

モーニングメニューは「フレンチモーニング」「スコーンモーニング」の2種類から選べます。

「フレンチモーニング」(写真上)はバゲット・季節のジャム・クリームと発酵バター・サラダ・ヨーグルト・飲み物付き、「スコーンモーニング」(写真下)はスコーン・季節のジャム・クリームと発酵バター・サラダ・ヨーグルト・飲み物付き。いずれも価格は1430円です。

退店時の「良い1日を」の声ではじまる素敵な1日

訪問日はちょうど「聖燭祭Chandeleur(シャンドルール)」メニューが提供されるタイミング(こぼれ話:フランスでは2月2日を聖燭祭といってクレープを食べてお祝いするキリスト教の祝日なのだそう)。2月1日から2月4日までの4日間、「クレープ」週ということで、モーニングメニューとしていただきました。

定番のハムと卵のガレットは、焼き立てを半熟の卵をくずしながら味わい、食後にもう1つ、お砂糖とバターのガレットも。こちらは、とてもシンプルな味わいで、そば粉の香りがよりいっそう楽しめました。季節のアイスクリームを選べるのも嬉しいですね。

季節のジャムは、この時期、ジャムシリーズでも人気のチョコラズベリーをチョイス。大きな天板で焼かれるまんまるなガレット、大きなパレットでぱたんぱたんと生地が折りたたまれる様子を見るのも楽しく、店内はそば粉の香ばしい香りに包まれていました。「クレープ」週、またいつの日か…次回の登場が楽しみです。

カフェオレボールにたっぷりと注がれた温かなカフェオレとともに味わったモーニング。心もおなかも幸せで満たされた後、店内を後にする際に、「良い1日を」と声をかけていただき、なんと素敵な1日のはじまり!と心躍った筆者でした。

さまざまなイベントも開催

「Café à table」では、春を待つ冬のおたのしみとして、さまざまなイベントも開催されています。

2月11日は「お抹茶と洋菓子」。『お抹茶をもっと身近に…』との思いから、抹茶に合う洋菓子を合わせてゆっくりと一服の時を楽しむことができます。

2月15日~2月25日は「木と香りで感じるインド」。この期間は店内がインドを感じる空間へと変わります。

ものとの出会い、人との出会いを大切に少しずつ変化を続ける「Café à table」。季節を感じるカフェとともに今後のイベントも楽しみですね。

最新の情報は「Café à table」インスタグラムで確認できます。

■住所/北九州市戸畑区天籟寺1-4-12
■営業時間/9:00~16:00 ※モーニングは9:00~12:00
■店休日/日曜・月曜・火曜(祝日の場合は営業)
■駐車場/あり

※2023年2月10日現在の情報です

(ライター・kohalu.7)

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