「響灘ビオトープ」で野鳥観察会「鳥観んぐ」開催【北九州市若松区】
5月14日午前9時~午前11時30分、「北九州市響灘ビオトープ」(若松区響町1)で野鳥観察会「鳥観(み)んぐ」が開催されます。
偶数月は第2土曜、奇数月は第2日曜に実施
当日はスタッフとビオトープ園をめぐって野鳥を観察します。双眼鏡も無料貸し出しあり。初心者・子ども連れでの参加も歓迎とのことです。
事前申し込みは必要なく、当日ビオトープ受付で「観察会参加」と伝えればOK。入園料(大人100円、中学生以下無料)のみで参加できます。
なお、野鳥観察会「鳥観(み)んぐ」は、偶数月は第2土曜、奇数月は第2日曜に開催されています。
響灘ビオトープとは
41ヘクタールという日本最大のビオトープである「響灘ビオトープ」。小倉の「ミクニワールドスタジアム北九州」が18個分という広大な面積を誇ります。
1980(昭和55)年に廃棄物処分場として埋め立てられた造成地が、今は『生き物の楽園』に変貌しています。
ビオトープとは、生命の「bio」と場所を表す「topos」の合成語で、多くの生き物が生息する空間のこと。「響灘ビオトープ」は2012(平成24)年、30年の時を経てビオトープとして生まれ変わりました。
デコボコとした地形が湿地や淡水池、草原などの多様な環境を生み、さまざまな生物の生息地になりました。烏が巣立ち、メダカが誕生し、ガレキに卵を産み繋殖するコアジサシなど、希少な生き物のいのちの循環が見られるようになったそうです。響灘ビオトープでは、国内では6県でしか確認されていない「ベッコウトンボ」や、希少な「カヤネズミ」など、多様な生き物を観察することができます。
※2023年4月28日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)