平和のまちミュージアムで企画展「令和5年度収蔵品展」開催 思い出の品が貴重な資料に【北九州市小倉北区】
北九州市平和のまちミュージアム(北九州市小倉北区城内4-10)内の企画展示室で「あなたに語り継ぐ、北九州の思い出 ―令和5年度収蔵品展―」が開催中です。期間は4月7日まで。
令和5年度新たに寄贈されたものを中心に、北九州ゆかりの資料を展示
北九州市では、戦後50年を迎えた1995(平成7)年度から、戦時資料の収集を行っています。手紙、日記、写真、生活道具など、これまでに寄贈を受けた資料は約4000点に及ぶといいます。同企画展では、2023(令和5)年度新たに寄贈されたものを中心に、北九州ゆかりの資料を展示します。
また、1月14日、2月10日、3月20日は学芸員によるギャラリートークも実施。各日午後2時から30分程度です。
思い出の品が資料に生まれ変わる
平和のまちミュージアムでは、戦前から戦後の暮らしなどが分かるものについて、寄贈を受け付けています。家族が遺した思い出の品が、学芸員の調査で当時を物語る貴重な資料に生まれ変わることがあるとのことです。
資料の持ち込みがあった場合、どういった人に関係し、どのような背景を持つのかなど聞き取り調査をするそうです。
寄贈が決定した場合は、必要に応じて害虫駆除作業の後、専用の収蔵庫で保管。情報整理や目録を作成し、文献などを用いて詳しい調査も行った上で、展示します。寄贈資料の取り扱いは北九州市に一任することとなります。
企画展の詳細は平和のまちミュージアムのホームページで確認できます。
■開館時間/9:30~18:00(入館は17:30まで)
■休館日/月曜(祝日の場合は火曜)、年末年始、館内整理日
■アクセス/JR「西小倉駅」下車徒歩約10分
※2024年1月7日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)