「旧門司駅舎跡発掘調査」現地説明会を実施 発掘担当学芸員による解説【北九州市門司区】
北九州市と北九州市芸術文化振興財団は、8月26日から門司港複合施設建設に伴う令和6年度の発掘調査を行っています。
10月19日には、発掘調査の状況を広く紹介するための現地説明会が門司区清滝2丁目で実施されます。参加の事前申し込みは不要です。
発掘調査区内の見学・発掘担当学芸員による説明
門司港地域に点在している公共施設は築90年を超えるものがあるなど、耐震性やバリアフリー面での対応が十分でなく、安全面や衛生面などに課題を抱えています。
「門司港地域モデルプロジェクト」は、門司港駅に隣接した交通利便性の高い場所に点在する公共施設を集約・複合化し、市民の安全性・利便性の確保と地域の活性化を図るものとして進められてきました。
このような状況の中、昨年度、同施設の建設予定地で埋蔵文化財発掘調査を行ったところ、旧門司停車場の機関車庫の一部や石垣などの遺構が見つかりました。そのため、同事業については市議会の議決もあり、市民や地元の各団体への説明会などで意見を聞きながら、一つ一つプロセスを踏んで進めているといいます。
説明会は午前10時~と午後1時~の2回開催で、各回とも2時間を予定。発掘調査区内の見学・発掘担当学芸員による説明が行われます。
荒天時は延期で、小雨の場合は内容変更の場合があります。駐車場はないため、公共の交通機関の利用が必要です。
詳細は、北九州市のホームページで確認できます。
※2024年10月16日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)