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「焼鳥QUOCCA」移転オープン 朝引きの鶏料理が味わえる【北九州市小倉北区】

(アイキャッチ画像:焼鳥QUOCCA看板)

焼き鳥を中心とした居酒屋「焼鳥QUOCCA」が1月上旬、小倉北区京町に移転オープンしました。

オーナーは北九州市出身。お店は下関市にありましたが、地元・北九州でお店を構えようと今回移転したそうです。

個性的なキャラクターの作者はオーナー?

まず気になるのは、看板にもなっている独特なキャラクター。以前オーナーがなにげなく描いたニワトリの絵を、知り合いのイラストレーターに頼んでイラストにしてもらったそう。現在はお店のマスコットキャラクターとなっており、看板やメニュー、旗などいろいろな所に出没しています。

席は1階にカウンター席、2階に座敷がありますが、座敷はまだ工事が完了しておらず、2月上旬から使用する予定。タッチパネルで注文ができるようになるそうです。

料理には全て朝引きの鶏を使用

メニューは焼鳥を中心に揚げ物や一品料理、デザートまで揃っています。もつ鍋やホルモン焼きなどの鍋メニューもありました。


まずは、お通し。とり皮とポン酢がマッチしてお酒によく合います。


生ハムとクリームチーズのサラダ」800円は、オリーブオイルの香りがよく、濃厚なクリームチーズと生ハムの塩味が葉物野菜で中和され、ちょうどよい濃さで味わえました。

続いて「おまかせ串盛り10本」1400円。2人で行ったので2本ずつ5種類出てきました。写真左からハツバラこころのこり。こころのこりとは、ハツと肝の間の部分とのこと。初めて食べましたが、柔らかくあっさりしていて食べやすいのでとても気に入りました。

続いてささみせせり。ささみには梅と大葉をのせています。ささみはパサパサした食感のイメージでしたが、こちらのささみは噛むとふわっとして驚きました。


次に頼んだのは「鶏の炭火たたき」1000円。すぐに嚙み切れるほどの柔らかく、また炭火の香りがします。オーナーに聞いたところ、扱っている鶏は全て朝引きの鶏を使用しているとのことでした。


鶏料理以外に「牛肉のステーキ」1800円を注文。こちらも柔らかく、炭火で焼いているからか油がしつこくなくてすぐに完食してしまいました。

シメに食べたのは、とりだし茶漬け500円。鶏の旨みが凝縮されていて、口に入れた瞬間に香りが広がります。付け合わせの塩昆布を入れると、また違った旨みを感じます。一緒に行った友人は「毎日食べたい」と話すほど気に入っていました。お茶漬けで満足していたのですが、メニューに「手づくり」というワードが見え、デザートも注文してみました。

手づくりスイートポテト」400円と「手づくりフィナンシェ」350円はいずれもオーナーの手作り。見た目は手作り感のあるあたたかい色味をしていましたが、フィナンシェは紅茶の香りがしっかりしていて、スイートポテトはしっとりとした滑らかな食感。本格的なスイーツを味わうことができました。

いつでも来れる店にしたいからメニューは低価格に

改めてお店のコンセプトを尋ねると、「週に1回…。いや言いすぎですね。2週に1回立ち寄りたくなるお店にしたいです。変な言い方かもしれないけど、敷居が低いお店を目指しています」と言っていたオーナーの中村さん。こんな風にしたいというよりも、来てくれるお客さんにお店の雰囲気を作ってほしいとのことでした。

いつでも来たくなるお店にするために、仕入れに対しては力を入れており、低価格でメニューを提供しているそう。「僕が生活できるくらい売り上げがあればいいんです。お店を大きくしたいとか、利益よりも楽しく仕事がしたい」と話していました。

詳細は焼鳥QUOCCAのInstagramで確認できます。

■所在地/北九州市小倉北区京町1-6-16
■営業時間/ 午後5時〜午前1時まで
■定休日/日曜日

※2024年2月1日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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