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次世代デジタルスポーツ「サッセン」? ボートレース若松で体験イベント【北九州市若松区】

(アイキャッチ画像:体験会の様子)

4月30日、若松区「ボートレース若松」で次世代デジタルスポーツSASSEN(サッセン)を体験するイベントが実施されました。

ボートレース場での開催は埼玉県戸田市に続き、2回目とのことです。

北九州市生まれのデジタルスポーツ「SASSEN」

IT技術でサムライの真剣勝負を再現した、北九州市で生まれの次世代エンタメ系デジタルスポーツ。センサーを内蔵し日本刀をイメージして作られた「SASSEN刀」を使って戦うセンサー付きデジタルチャンバラです。

どちらが早く当てたのかをスマホが判定する次世代のスポーツで、年齢性別関係なく誰でも楽しめるレクリエーションなど、さまざまな場所で楽しめる生涯スポーツとしても楽しまれています。

体験会3回実施 子どもに加え、保護者も多数参加

イベント当日は体験会が3回実施されましたが、午後1時から受け付けを開始すると、あっという間に定員いっぱいに。未就学児から中学生までを中心に、子どもの参加が多い中、保護者も多数加わり、にぎやかに行われました。

体験会では、いきなり試合というわけではなく、まずは練習刀を使ってウォーミングアップ。「相手の足に2回ヒットさせたら勝ち」「相手の体に2回ヒットさせたら勝ち」「5スイングの中で相手の体に2回ヒットさせたら勝ち」(ただし頭部への攻撃はNG)と少しずつルールを加えながら、段階を踏んで体を温めていきました。

初めてプレーする人が多かったようですが、刀は発泡ポリエチレン製のモノを使用しているため、怪我なく楽しい雰囲気の中で進行。

特にウォーミングアップの最後「5スイングの中で相手の体に2回ヒットさせたら勝ち」では、間合いを読むだけではなく自分と相手のスイング数を頭で考えながら戦っているため、会場の空気にも緊張感が。相手の動きを読んだつもりが相手の攻撃を受けてしまい、思わず「あー」と声が漏れるシーンも見られたそうです。

センサー刀を使い、試合開始

練習刀に慣れたら、いよいよセンサー刀へ。

刀が光る、アプリから音がするということもあり、参加者の視線釘付け。青く光っている部分、いわゆる刃の部分に当てないと1本が取れないこと、相打ちの際は1本にならず試合が続行することなど、実際にセンサー刀を見せながらスタッフが説明。ウォーミングアップの中で伝えられたルールに加えて「試合時間は60秒」「場外は相手に1本が入ること」も伝えられました。

スタッフがデモンストレーションとして1試合見せたあと、いよいよ順番に試合を体験。時間の都合上、1人2〜3試合の体験となりましたが、順番が回ってくるまでは練習刀を使って練習試合をする参加者も多く、試合を重ねるごとに駆け引きが多く見られるように。

親子対決、きょうだい対決、更にはスタッフに挑戦状を出す参加者も登場。

試合に負けて悔しがるのも束の間、試合時間が60秒のため、すぐにまた自分の試合がやってきます。前の試合の反省を生かしながら、構え方や攻め方、守り方を変えていくことで、後半になればなるほど、より緊張感、緊迫感のある試合が増えていったとのことです。

今回参加した人たちが、次回SASSEN刀を再び握ったとき、どんな試合が繰り広げられるのか楽しみですね。

※2023年5月28日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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