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北九州市が「金山川氾濫シミュレーション動画」公開 リアルに再現した3Dデータを活用

(アイキャッチ画像はイメージ<写真AC提供>)

北九州市は、50年に1度の大雨が降った場合に浸水のおそれが高まるとして、「金山川氾濫シミュレーション動画」を作成しました。

近年の雨の状況や浸水リスク、避難について学べる動画となっており、適切な避難判断や早めの避難行動の促進につなげる狙いです。

3Dの氾濫シミュレーション動画 防災意識の向上へ

北九州市八幡西区の西端に位置する「金山川」は、金山川小嶺調節池の完成により治水安全度が高まったといいます。

一方、想定を超える雨が降ると浸水のおそれが高まることから、市は、浸水状況をイメージしやすいように地形や建物をリアルに再現した3D都市モデルオープンデータを活用し、「金山川氾濫シミュレーション動画」を作成。

近年の雨の状況や浸水リスク、避難について学べるほか、金山川の治水対策状況も知ることができる内容となっています。

(画像はイメージ<写真AC提供>)

実際に動画を見てみると、浸水状況をリアルに感じられ、浸水の恐ろしさを感じます。

本動画は、北九州市の公式YouTubeチャンネルで公開。今後は、子ども用の動画作成も予定しているそうです。

河川監視カメラや水位計を公開 氾濫推定図も

加えて、北九州市はインターネットを活用して川の状況をリアルタイムで確認できる「河川監視カメラ」と「水位計」を増設。近隣の河川の状況を確認し、避難の目安として活用することができます。

また、想定最大規模の降雨により浸水が想定される区域の「氾濫推定図」を市のホームページで公開開始。浸水リスクが高まった時に、適切な避難行動をとれるよう事前に学んでおくといいですね。

詳細は、北九州市のホームページで見ることができます。

※2025年6月14日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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