
戸畑の人気パン屋!オーナーのこだわりが詰まった「KAZU BAKER」に行ってみた【北九州市戸畑区】
(画像:「KAZU BAKER」店内の様子)
戸畑区の浅生通り、カレー店「106サウスインディアン」の横の路地を少し入ったところに「KAZU BAKER(カズベーカー)」はあります。
今年でオープンして5年。午後の早い時間に売り切れてしまうほどの人気のベーカリーを紹介します。
感染対策から採用された販売スタイル
同店のオーナーは、かつて戸畑区旭町で「一の粉(いちのこな)」を経営していました。その後、「一の粉」は折尾に移転し、現店長に任せたのち、オーナーが再び戸畑の地で新たな挑戦として始めたのが「KAZUBAKER」です。
昨今、多くのベーカリーがセルフ式を採用していますが、同店はオープン時期がコロナ禍の真っただ中だったこともあり、感染対策として対面式販売とセミセルフレジを採用。来店者が安心してパンを選べるよう配慮されたスタイルです。
生地が美味しい!絶品パンの数々
シンプルで清潔感のある店内に入ると、美味しそうなパンがずらりと並んだショーケースが迎えてくれます。そこで、オーナーの奥さんに人気商品を尋ねてみたところ、「生地が美味しいから、全てが人気商品と言っていいくらい」といいます。
そんな「KAZU BAKER」で、筆者が実際に味わったパンをいくつか紹介します。
シャキシャキ蓮根×バジル<蓮根フランス>
筆者イチオシの蓮根フランス(300円)。蓮根のシャキシャキ感とバジルの風味、パン生地の程よい弾力感が絶妙にマッチしています。
リピート必至の美味しさです。
紅茶の香りと甘味が織りなす <紅茶フランス>
紅茶フランス(290円)は、カットした瞬間に紅茶の芳醇な香りが広がります。
オレンジピールのほろ苦さとホワイトチョコの甘味がマッチ。ティータイムにぴったりです。
華やかで爽やかな味わい<オレンジキャラバン>
ティータイムにぴったりの商品をもう一品紹介。見た目にも華やかなオレンジキャラバン(370円)です。
丸いパンの中央には、つややかなオレンジの輪切り、その下にはクリームチーズ、周りにはクランブルと粉糖がまぶされています。
甘酸っぱいクリームチーズとオレンジのハーモニーが印象的です。
アレンジ自在 の<パン・ド・カンパーニュ>
同店のパン・ド・カンパーニュ(440円)は、弾力のある生地で、塩味がアクセントになっています。トーストにすると、外側はパリッと中はサクッとして、塩味もマイルドになります。
スープやシチュー、グリル系の料理との相性もバッチリ。オーナーは、具材を挟んでサンドイッチにしているのだそう。
いろんな具材を挟んでアレンジするのも楽しいですね。
夏の新作!<フランスポット>
この夏新登場したフランスポット(370円)も注目です。フランスパンを器にして、枝豆とソースがふたの下からのぞいています。
ふたを開けると、夏野菜とマカロニをピリ辛ソースであえた具材がたっぷり!さらに底には、1/2にカットしたゆで卵も入っていて見た目の楽しさと意外な組み合わせの美味しさが特徴。
ボリューム満点でランチにもおすすめです。