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【北九州市】安否確認や見守りなどを行う「居住サポート住宅」全国初の認定 5つの支援でサポート

(アイキャッチ画像はイメージ<写真AC提供>)

配慮を必要とする人に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律が改正され、今年10月から安否確認や見守りなどを行う「居住サポート住宅」の認定制度が全国で始まったのを知っていますか?

北九州市は、10月1日付で特定非営利活動法人抱樸からの申請住宅の認定を行いました。同認定は全国初となります。

安否確認や見守りなどを行う「居住サポート住宅」

現在の日本では高齢者や単身世帯の増加が進んでおり、今後は高齢者などの要配慮者の賃貸住宅への居住ニーズが更に高まることが見込まれるといいます。

一方、賃貸人からすると、配慮を必要とする人の入居後の家賃滞納や近隣住民とのトラブルといった課題に対して、不安があるというのが実情のようです。

「居住サポート住宅」では、賃貸人の不安を解消するために居住支援法人などが賃貸人と連携し、日常の安否確認・訪問による見守り、生活や心身の状況が不安定化したときの福祉サービスへの連携などを行うとのことです。

健康相談受診支援・就労支援を受けることができる「プラザ抱樸」

今回、北九州市で居住サポート住宅に認定されたのは小倉北区にあるプラザ抱樸

移住支援法人として培った住まいの困り事に対する相談対応や見守りなどの活動に関するノウハウ・ネットワークを供給し、北九州市と協力することで一人暮らしの高齢者が抱えている不安を軽減し、安心して住み続けられる住まいの確保を行なっていくといいます。

(画像はイメージ<写真AC提供>)

家賃は月額2万9000円で、別途共益費や居住サポート費用などが必要です。移住サポートの内容は、生活支援 ・健康相談受診支援・就労支援・家計管理支援・転居支援の5つとなっています。

居住サポート住宅の詳細は、居住サポート住宅情報提供システムのサイトから検索することができます。

※2025年12月30日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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