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生豆の個性を生かす? 自家焙煎のコーヒー店「クランツアンドコー」に行ってみた【北九州市小倉北区】

(アイキャッチ画像:「KRANZ&CO」外観)

北九州市小倉北区の閑静な住宅街に、自家焙煎コーヒー店「KRANZ&CO(クランツアンドコー)」があります。

店の前には小さな公園があり、焙煎しているコーヒーの良い香りが漂ってきます。

筆者はその香りとオシャレな外観に惹かれ、1月下旬に店を訪れました。

コーヒーの香りが満ちる「KRANZ&CO」

店内に一歩入ると、コーヒー豆の焙煎中で店いっぱいにコーヒーの良い匂いが満ちていました。

ホットコーヒーを注文し飲んでみると、香りがひときわ引立つうえ飲みやすくて驚きました。

オーナーの羽立泰雅(はたて・やすまさ)さんに後日、話を聞きました。

店名の由来と原点

羽立さんは小倉出身で、実家は花屋「KRANZ(クランツ)」を営んでおり、自身も小さい頃から自分の店を出すのが夢だったそうです。

羽立さんの父が名付けた「KRANZ」とは、ドイツ語で“リース(花輪)”や“繋がる”という意味があるといいます。

街のコーヒー屋さん”を目指す羽立さんは、自身が年を重ねていき、今のお客さんの子どもが家庭を持ちコーヒー豆を買いに来る──そんな循環が生まれることを理想にこの店名を継ぎました。

2021年に福岡市から地元の北九州市に戻り「KRANZ&CO」を立ち上げ、2024年5月には現在の場所に移転オープンしました。

コーヒーの世界へ<出会いと始まり>

ファッション関係の専門学校に通うため福岡市に住んでいた羽立さんは、20代前半に訪れた福岡市内の「ハニー珈琲」でスペシャリティコーヒーに出会いました。ここでラテアートやバリスタに興味を持ったのが、コーヒーの世界に入るきっかけだったそうです。

スペシャリティコーヒーとは、日本スペシャリティコーヒー協会の基準に基づき、コーヒー豆からカップまでの全工程で品質管理が徹底され、消費者が「おいしい」と満足できるコーヒーのことです。

その後、同じく福岡市内の「SHIROUZU COFFEE」に入社し、コーヒーの抽出・焙煎の勉強と経験を重ねて焙煎士になりました。

2015年には「SHIROUZU COFFEE」のオーナーとアメリカのコーヒーショップを回る旅へ。外観や内装、パッケージなどに影響を受けたといい、この経験が店づくりの土台になっているそうです。

オリジナルグッズに込められた店のコンセプト

店内には、オリジナルキャラクター「NAFP」をはじめとしたグッズや素敵なネーミングのコーヒー豆の数々がセンス良く並んでいます。

「NAFP」は、羽立さんの先輩によるデザインで“当たり前を裏切る”という遊び心ある意味が込められているそうです。

ストリートカルチャーやアート、音楽、ファッションと羽立さんのオリジナリティがブレンドした、とても親しみやすいものばかりです。

メニュー表もファッション雑誌そのもの。また、コーヒーのパッケージデザインやネーミングも全て羽立さん自身のデザインです。

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