
北九州市で進む“女性が心地よい街づくり”とは? <働きやすさ・居場所づくり・健康課題>の解決を推進へ
(アイキャッチ画像はイメージ<写真AC提供>)
北九州市は4月23日、“女性にとって心地よいまちづくり”を実現するため、「『らしさ』プロジェクト」を始動すると発表しました。
本プロジェクトの始動に先立ち実施されたヒアリングでは、「3つのスキマ(隙間)」の存在が明らかになったといい、市はこの“スキマ”を埋める具体策を進めます。
女性たちの声から見えてきた「3つのスキマ」とは?
北九州市は令和7年度に「Woman’s リアル VOICE プロジェクト」 を実施し、女性の暮らしや健康に関する声を集めました。
実際の女性達の声から見えてきたのは、制度があっても使っている人を見たことがない<制度と現実のスキマ>、家庭と職場以外の繋がりがほしい<あなたと社会のスキマ>、身体の不調の相談先が分からない<制度と制度のスキマ>の3つのスキマだったといいます。
今回発見された3つのスキマを埋めることで、人が制度に合わせるのではなく、制度や支援が人に寄り添い、個々人の“らしさ”が実現される社会を目指していくそうです。
キーワードは<環境整備・第3の場・健康>
北九州市は「3つのスキマ」を埋めるために、様々な具体策を挙げています。
まずは、制度と現実のスキマを埋める「WomanWill企業ネットワーク」。これは、女性が働きやすい環境を整えていくものです。
具体的には、企業同士のノウハウ交換・実践・シェアを通じて男性中心の働き方や企業文化を変革していくほか、若者や女性にとって働きやすく働きがいのある企業になるための活動を設定し実行します。
(画像はイメージ<写真AC提供>)次に、あなたと社会のスキマを埋める「Woman’sリアルVOICEテラス」で、日常の中で繋がりの場所を広げていくとのことです。
カフェや美容室といった生活の延長線上にあるリラックスできる“第三の場所”を繋がりの入口とし、女性が気軽に集い安心して声を上げられる居場所を増やしていきます。
女性の健康課題を把握・支援へ
最後は、女性の健康に関わる制度のスキマを埋める「国立成育医療研究センターとの包括連携協定」。女性の健康に関する連携支援体制の構築につなげます。
地域の医療機関・薬局・企業・学校・関係団体が連携し、市全体で女性の健康を支え、女性の健康課題の解決に向け動きます。女性の健康課題を横断的・包括的に把握することで、ライフステージを通じて、地域全体で支援する体制を構築していくそうです。
詳細は北九州市のホームページで見ることができます。
※2026年5月16日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)
