高さ103メートル「門司港レトロ展望室」360°見渡す限りの絶景を堪能

(アイキャッチ画像はイメージ)

「北九州魅力満喫パスポート」(有効期間3月13日まで)を利用し、子どもと一緒に「門司港レトロ展望室」に行ってきました。

こちらは世界的な建築家、黒川紀章氏により設計された高層マンション「レトロハイマート」の31階にあります。

独特のBGMが流れるエレベーター

建物1階の展望室専用入り口をくぐると、そこにはマンションの中とは思えないような大きな受付。

受付の人の指示に従って、エレベーターの到着を待ちます。その場にいくつかの冊子が置かれているので、退屈することなく待ち時間を過ごせました。

周辺の焼きカレー店マップに夢中になっていたところでエレベーターが到着。ソーシャルディスタンスを保つために、1回あたり10人までという制限がありましたが、そのおかげでゆったりと景色を眺めながら昇れました。これはコロナ禍じゃなくてもぜひ続けてほしいところ。ぎゅうぎゅうのエレベーターは個人的に苦手です。

エレベーターの中ではまさかのバナナの叩き売りBGMが流れます。さすがはバナナの叩き売り発祥の地。最上階の31階までは約45秒で上がるとのことですが、BGMが気になりすぎたせいか、体感時間はあっという間でした。

高さ103メートルから望む360°の大パノラマ

エレベーターを降りて先に進むと、待ち受けるのは大迫力の絶景パノラマ。

全面ガラス張り、高さ103メートルからの街並みは本当に綺麗で、どこを見渡しても何かしらの発見があります。

息子たちは門司港レトロ方面の絶景よりも、その先の九州鉄道記念館や門司港駅裏のターミナルに夢中でした。関門海峡側を見ても、関門橋より大きな船とコンテナターミナルに夢中。子どもには子どもなりの楽しみ方があるようです。

フロア内にはデジタル望遠鏡があったり隅々まで管理が行き届いていて、2004年にこの展望室が開設されてから、20年近くも経っているとは思えないほど。

他にもカフェテリア「AIR’S CAFÉ」が併設されており、絶景を見ながらのコーヒーを楽しむこともできます。残念ながら私たち親子はお昼ごはん前に行ったので、今回はおあずけとなってしまいました。美味しそうなドーナツもあったので、おやつの時間を狙って行くのもいいかもしれません。

ちなみに帰りのエレベーターは1階だけ階段で降りて30階からの乗車なのですが、ベビーカーを持参していた私たちは係の人の案内で31階から降りることができました。とてもスムーズな対応でありがたかったです。

現在、新型コロナウイルス感染防止対策での時短営業のため、夜景は週末しか見ることはできませんが、カフェではアルコール類の販売もされているので、お酒を片手に優雅な大人の時間を過ごすのもいいですね。

詳細は「門司港レトロインフォメーション」で確認できます。

■住所/北九州市門司区東港町1-32
■入場料/大人300円、小中学生150円

※2022年3月15日現在の情報です

(ライター・Kanae N.)

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